格闘ゲーム然り、昔は人気だったジャンルから若い人が離れているっていうのは、ホラーゲームにも当てはまるのかな?
Bokeh Game Studioさんの第1弾タイトルとして発表された
「野狗子: Slitterhead」
ですけれども、国内外の質問に対する回答がされたみたいですね(・∀・)
怖くないホラーゲーム・・・どんな感じになるんだろ?
若いプレイヤーにも面白さを感じてもらえるように設計
さて、今回もプロデューサーである佐藤一信さん、クリエイティブディレクターである外山圭一郎さん、ゲームディレクターである大倉純也さんが回答しています。
ちなみに、第1弾はこちら。
サイレントヒルやサイレンなどなど、国内外でも人気の高いホラーゲームを手掛けてきた外山圭一郎さんたち。
その方々の新作ということで、結構期待している人も多いであろう「野狗子: Slitterhead」ですけれども。
この「野狗子: Slitterhead」を開発する際にも、根底の理念になっているのが、
今の世の中にないモノを作りたい
ということみたいですね。
この考え方については、サイレントヒルの制作のときもあったそうで。
今の世の中には無いけれども、「こういうものがあったら面白いな」という着想から、サイレントヒルなども出来上がってきたそうです。
「野狗子: Slitterhead」もゲーム内容は違えど、理念は共通しているそうで、今作も今まで体験したことがない作品になるのかもしれませんが。
とりあえず今回のQ&Aでは、従来のコアなホラーゲームファンだけではなく
若いプレイヤーにも面白さを感じてもらえるように設計
を意識して作られているということが語られています。
ホラーゲームって、ちょっとプレイしてみようかな?というよりも、完全な「ホラー好き」が手をつけるような作品が多く。
開発側も、そこの層にぶつかるような作品を作っているのかもしれませんが。
「野狗子: Slitterhead」はそうではなく、もう少し「当たり前にホラーを楽しめる」ような作品にしたいんでしょうね。
「野狗子: Slitterhead」は怖くないゲームらしい
このティザー動画などを見た時点で怖いって思う人もいるかもしれませんが(笑)
「野狗子: Slitterhead」は今までよりも怖い作品になるの?っていう質問に対して、外山圭一郎さんは
怖くないゲームを作ってしまった
とコメントしています(;^ω^)
まあ、このことについては以前からもやんわりと語られていましたが、「野狗子: Slitterhead」は
未知の世界に入ったときの恐怖感
を重視しているみたいですよね。
ババーン!とビックリさせる怖さとか、化け物がガンガン襲ってくる怖さとか・・・そういう怖さではなく。
現実でも、イレギュラーなことが突然起こったらすごく不安になりますし、恐怖を覚えますよね?
今まで普通にやっていたし、感じていたことに対して、突然問題が発生したときの恐怖・・・多分ですけれども、そういった恐怖感に近い感じになるのかなと。
まあ、ちょっと言葉ではいまいち説明しにくいですけれども(;^ω^)
サイレントヒルなども、当時は今までになかった精神的な怖さを体験できていましたので、どういった感じになるのか楽しみだったりします!
ストーリーはトリッキーな仕組みに。難易度はサイレンよりは難しくない
他にも、ストーリーについての質問も。
サイレントヒルやサイレンは、ストーリー部分の完成度も高い作品でしたが。
「野狗子: Slitterhead」ももちろん、こだわりを持ってストーリーをアップデートしているみたい。
キャラクターとプレイヤーをシンクロさせ、よりその世界感に入り込めるようにしたいみたいですから、ゲーム内容だけではなく、ストーリー部分も感情移入できるような内容になるのかもしれませんね。
ちなみに、一本道のゲームになるのか?という質問に対しては、オープンワールドではないけれども、一本道というわけでもない
トリッキーな仕組み
を取り入れた作品にするとのこと・・・これにより
色んな方向からストーリーの実像をあぶり出す構造にしたい
と考えているみたいですね。
サイレンシリーズのストーリーも、色んな方向があってストーリーの実像があぶり出されていましたが・・・そんな感じになるってことかな?
あとは「野狗子: Slitterhead」の難易度。
「野狗子: Slitterhead」の難易度は、
「サイレン」ほどクリアできない事態にならない
とのこと(笑)
「サイレン」はシリーズの中でも屈指の難易度でしたからね・・・ゲームシステムや世界観は面白かったのですが、途中で妥協した人も多いハズ(;^ω^)
「野狗子: Slitterhead」は、ホラーゲームに触ったことがないユーザーも楽しめる難易度を検討しつつも。
緊張感や葛藤なども両立するように、現在色々と挑戦しているみたい。
程よく難しく、でも途中で辞めようと思う感じではない・・・そんな感じを目指しているみたいですぜ(・∀・)
あとがきっくす
他にも色んな質問や、それに対する回答がされていますので、時間がある方は動画を見ていただきまして・・・。
とにかく、みんなが思っているようなホラーにはならない雰囲気が出ていますな(笑)
でも確かに、ホラーという歴史も長いですから、「ホラーっていうのはこうだ!」という凝り固まった考えになっちゃいますよね。
もちろん、王道的なホラーも面白いのですが、王道だからといってそればかりだと進歩しないわけで・・・。
だから、それとは別の道を作るというのも大事なのでしょうね( ・`ω・´)
どんな作品となるのか、今後の話も楽しみですな!