なるほど、良くも悪くもこういった使い方も考えられるのか・・・どうなんだろ(;^ω^)?
最近、いろんな企業が力を入れている仮想現実・・・メタバースですけれども、
「Somnium Space」
というVRプラットフォームでは、ユーザーが死亡してもメタバースでアバターが生き続けるという
デジタル不老不死
という技術を開発しているそうですぜ!?
なんか、下手したらずーっと抜け出せなくなりそう・・・。
ユーザーが死んでも仮想現実のアバターは死なない「デジタル不老不死」
さて、Facebookなどの大企業が力を入れているメタバースという世界。
メタバースの中で会議をしたり買い物をしたり、現実っぽい生活を楽しめるようになるかもしれないわけですが。
そのメタバースでは、たしかに若い姿のまま、病気もせず夢のような生活ができるのかもしれませんけれども。
現実に存在するユーザー側はドンドン歳もとっていきますし、病気になることもあるわけで。
誰しもがどこかのタイミングで・・・
死
を迎えてしまいます。
じゃあ、メタバースを楽しんでいたユーザーが死んでしまったら、そのメタバースのアバターはどうなるのかというと、ただ残ったままになるか、消去されてしまいますよね?
ですが今回、
Somnium Space
というVRプラットフォームでは、もしユーザーが死亡したとしても、メタバースでアバターが生き続ける
Live Foreverモード
を開発しているそうですな・・・要は「デジタル不老不死」ですね(;^ω^)
デジタル不老不死となったアバターは動き、話し、暮らし続ける
Somnium Spaceは、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたVRプラットフォームだそうで。
家を購入したり、服を購入しながらアバターとして生活できる楽しみ方ができるんだとか。
まあ、これくらいの楽しみ方はは他にもあるかもしれませんが・・・Somnium SpaceのCEOであるArtur Sychovさんには、とある事が起きてしまいます。
それが「父親の死」・・・5年前に癌で亡くされたそうです。
そのとき、自分が父親の死から立ち直ることに数年かかったということ。
また、自分の父親と自分の子・・・つまり父親から見てのお孫さんと一緒に過ごす時間が短く。
孫と祖父の会話をもっとできないか・・・と考えた結果、たどり着いたのがSomnium SpaceのLive Foreverモードだそうですな。
ちなみに、このLive Foreverモードのアバターは、
動くし、話すし、暮らし続ける
という、本当にユーザーの分身のように存在するそうで。
もちろん、他のユーザーがその不老不死のアバターとコミュニケーションを取ることも可能にするみたい。
Artur Sychovさん曰く、目指すところは、
10分ほど会話をしてもAIだと悟られないようにする
ということ。
これ、本当に実現したら良い部分もあるかもですが、怖い部分もありそうですな(;^ω^)
「デジタル不老不死」の気になるところ・・・SNSとかでもできそうだよね?
ということで、たしかに
亡くなった人としばらくコミュニケーションが取れる
というのは良いような気がしますが・・・。
やはり、どこかのタイミングで現実を見ないと支障をきたしそうですよね(;^ω^)
まあ、メタバースが当たり前の時代になったら、そういうことも気にならなくなるのかもしれませんが。
現時点で現実がメインの世界の場合は、故人のアバターに依存しすぎて現実がボロボロになる・・・という可能性もありそうだなと。
現実で仕事から帰ってきたら、メタバースで故人に会う・・・くらいはいいかもしれませんけれども。
これからも故人と一緒に生きていきたい!故人と結婚をしたい!とまでハマってしまうと、今の時代は大変だろうなと。
あと気になったのが、
自分の分身が何をするのか
ということ。
まあ、当の本人はすでに亡くなっているので、知る由もないのですが(;´∀`)
もしかしたら、その分身となったアバターが犯罪を犯すとか、そういったことをしないのかなというのも気になります。
結局はAIですし、そのAIが
メタバースの世界を壊すぞ!
とか思っちゃったら、世界的な犯罪者になりそうだなと(笑)
これらが「くだらない話だな・・・」で終わればいいのですが。
いずれこういった技術が進化していき、メタバースが当たり前の世界になる時代が来たとき、そこらへんがどうなるのか気になるなと。
ちなみに、今回はメタバースの話ですけれども・・・もしかしたら
SNS
でもやろうと思えばできそうですよね?
不老不死SNSとか、いずれどこかで生まれる可能性はあるのかな!?
ということで、色々と気になるニュースでした(;^ω^)
あとがきっくす
自分も子供の頃に母親を亡くしたのですが、そのときは後悔だらけだったんですよね。
反抗期真っ最中のときに亡くなったので、このときこうしていれば・・・あのことを謝りたい・・・などなど浮かんだものです。
ただ、今回のようなデジタル不老不死のように代わりの存在ができたとして、そのときは確かに気持ちが落ち着く部分ができるのかもしれませんけれども。
どこかのタイミングで、
これは本当の故人じゃない・・・
と我に返るときが来ると思うんですよね、遅かれ早かれ。
メタバースが当たり前になったときに、この部分をユーザーがどう考えるのかが気になるなと思ったニュースでした(;^ω^)