米国本社に移ったSIEさんですから、基本的には海外受けの強いゲームでやっていく気なのでしょうな・・・。
確かに、海外スタジオが開発しているゲームも面白いもの多いんですけれども、日本製ゲームが減っていくのは寂しいね(;´Д`)
以前、SIE JAPAN Studioさんから著名クリエイターが続々と退職しているという話を紹介しましたが。
これ以降も、更に多くのクリエイターたちがSIEさんから去ったみたいですね・・・どうなるんだろ!?
SIEから続々とクリエイターたちが退職
ちょっと前に、SIE JAPAN Studioさんが組織再編をしているという話を紹介しましたな。
外山圭一郎さんの話では、米国にSIEの本社が移ってからいろんな変化があったそうで。
そのいろんな変化の中で、最終的には
Team ASOBIさん
を中核にSIE JAPAN Studioさんを再編成する話となったみたいです。
となると、SIEさんとして日本が開発するこれからのゲームは、「アストロ〜」が主体となるのかもしれませんね。
多分、海外ウケが良かったのでしょうね、アストロシリーズ。
「サルゲッチュ」や「勇者のくせになまいきだ。」、「トーキョージャングル」に「SIREN」などなど・・・オレくらいの世代が子どものころ、学生のころに遊んでいたような作品は、今後発売される可能性は低くなるかもしれませんね・・・悲し(´;ω;`)
まあ、そこんところは実際どうなるのかわかりませんけれども、SIEさんから著名クリエイターたちが退職しているのは続いており。
最近では、勇者のくせになまいきだ。シリーズのプロデューサーを務めた山本正美さんや。
少し遅れてのご報告です。2/28を持ちまして、SIE JAPAN Studioを退職しました。テヘ。前職SMEから含めるとソニーグループに25年。1stでの仕事は、ゲーム制作者として幸せに満ちたものでした。これも皆さんの応援のおかげです。あ、今後はどんなPFのゲームを作ってもいいんだ…すんごい不思議な感覚! pic.twitter.com/oJJgvSEfID
— 山本正美@EPIGRAsm (@camp_masami) March 15, 2021
「グラビティデイズ」のキトゥンなどをデザインした斎藤俊介さん。
今日でソニー・インタラクティブエンタテインメントを退社しますー
I'm leaving SIE Japan Studio today pic.twitter.com/jwXrGYMwGp— 斎藤俊介(ShunsukeSaito) (@sshun3) March 31, 2021
「NewみんなのGOLF」や「ブラッドボーン」などに携わっていたSIEシニアプロデューサーである本村健太郎さん。
本日3月末日付けで長年お世話になりましたSIEを退職させて頂く運びとなりました。ダーククラウド、WILDARMS、ソルサク、Bloodborne、みんなのGOLF等々沢山の作品に携われた事は感謝しかありません!今後もゲーム制作は継続して行く所存ですので、引き続き宜しくお願い致します。有難うございました!
— 本村健太郎KentaroMotomura (@motomurakentaro) March 31, 2021
そして先日、PS5で発売されたリメイク版「デモンズソウル」のディレクターを務めたGavin Mooreさんも、3月末付で退職を発表されました。
After 24 years at Sony and 18 of those in Japan, yesterday was my last day at #JAPANStudio. I will miss the great creative spirit and camaraderie of the studio that was a huge part of my life. Time to seek out new and exciting opportunities!! pic.twitter.com/XOW0XytYd4
— gavin moore (@GavinmGavin) April 1, 2021
多分、SNSでの報告がないだけで、他にも多くのクリエイターたちが去っている可能性もありますし、SIE JAPAN Studioとしての作品は少数精鋭で開発していくつもりなのでしょうね。
まあ、こうやって並べてみるとユーザー側にとっては「SIE、大丈夫なのか!?」と不安になっちゃいますが。
でもSIEさんが色々話し合ってこうなっていることではあるでしょうから、様子を見守るしかないですな(;・∀・)
山本正美さんは新会社「株式会社エピグラズム」を設立
とまあ、SIEさんからはクリエイターさんたちが減っていますけれども、退職したからといってクリエイターさんたちはゲーム開発を辞めるわけではなく。
SIRENシリーズで知られる外山圭一郎さんたちは「Bokeh Game Studio」という新会社を設立。
また、ブラボやデモンズリメイクのプロデューサーを務めた鳥山晃之さん・・・この方も12月末でSIEさんを退職されましたが、こちらは
新天地で新規ゲームIPを作るぞー
というようなことをコメントしています。
【ご報告】
私事ですが、12月末でSIE WWS JAPANスタジオを退職することになりました。これまでJAPANスタジオを応援してくださったユーザーの皆様、本当にありがとうございました! 今後は新天地にて新規ゲームIPの創出にチャレンジするつもりですので、引き続きよろしくお願い致します。#JAPANStudio— 鳥山晃之 (Teruyuki Toriyama) (@teru_toriyama) December 24, 2020
そしてもう一方・・・勇なまシリーズで知られる山本正美さんも
株式会社エピグラズム
という新会社を設立したそうです(・∀・)
エイプリルフールにウソっぽくてすみませんが、昨日3/31に、株式会社エピグラズムを設立致しました。好きなことで生きていく、はこれまで十分堪能させていただきましたので、これからは、「好きな人と生きていく」を行動原理に楽しんでいきたいと思います。引き続きゲーム制作など色々と頑張ります! pic.twitter.com/U8J17Yourk
— 山本正美@EPIGRAsm (@camp_masami) April 1, 2021
ちょうどエイプリルフールの日に発表しちゃったことで、「嘘でしょ?」と思った人がいるのかいないのかわかりませんが(笑)
でも、会社設立したのは本当で、これからは
好きな人と生きていく
ことを行動原理にして活動するみたいです。
「好きな人と生きていく」って気になるところですな・・・山本正美さんが一番気楽にゲーム開発できる仲間が集まっているのかな?
お金的な部分があるでしょうし、「好きなこと」というのはなかなか難しいのかもしれませんが。
でも、「好きな人」と一緒に開発する楽しさはあるのかもしれませんね・・・勝手な解釈ですが(;´∀`)
とまあ、SIEさんを退職されたことで、ある意味皆さん、「枷が外れた」感じになっているようです(笑)
SIEさん時代とは違ったゲームが生まれるのかどうか、楽しみですね!
あとがきっくす
退職されていますが、多分、SIEさんとの繋がりが完全に切れたわけではないでしょうね。
ただ、PS機種だけではなく、他の機種でも発売しやすくなったという感じなのかなと。
独立は、お金やマンパワーあたりが企業にいたときよりもシビアになる可能性がありますが。
スイッチの機能を使って作ってみたいとか、XBOXだからできることがあるとか、本当に自分たちがやってみたいことを実現しやすいというのは、独立の良いところですよね( ・`ω・´)
大企業にいたことで、上から抑えられていた部分があったのかもしれませんが、そこら編は解放されてたわけですから。
頭の中のイメージを思う存分展開できる状態で開発されるゲームが、どんな感じになるのか気になりますな!