個人的に、ファミコンのディスクシステムのような形になるイメージが記憶にあるのですが、他にも色々あったのですな(・∀・)
任天堂さんとソニーさんが共同開発していた時期の
任天堂プレイステーション
が、オークションに出品されると話題になっていますぜ!
任天堂プレイステーションとはなんぞや?
さて、任天堂さんとソニーさんというと、今はライバル関係となっていますけれども。
実は、その2社が協力しあって新たなゲーム機を開発しようと動いていた時期がありました。
プレイステーションの生みの親である久夛良木健(くたらぎけん)さんというになる方。
ことの発端は、スーパーファミコンにPCM音源を提供するということから始まったみたいですね。
久夛良木健さんが、「今の時代はCD-ROMです!」ということを、任天堂さん側にガンガン押していき、「じゃあ、やってみる?」となったことで、スーパーファミコンを拡張する「CD-ROMアダプタ」の開発が動き始めます。
その後、正式に「プレイステーション」という名前で共同開発がスタートし、スーパーファミコンを拡張するCD-ROMアダプタは任天堂さんが。
スーパーファミコンとCD-ROMが一体型になったプレイステーションを、ソニーさんが発売するという動きをしていた・・・のですが。
CD-ROMの躍進ぶりを見ていた任天堂さんが、
このままだと技術を持っているソニーに飲み込まれる!
と危機感を感じたことにより、むりやりソニーさんを引き離しましたな(;^ω^)
結果、この「任天堂プレイステーション」というものは幻のゲーム機となり。
見返してやる!!って躍起になった久夛良木健さんが、今のプレイステーションにあたるプレイステーションを開発。
そして、任天堂さんの人気を追い抜くことに成功しました。
ここらへんから、「ソニー機種がすごい!」「いいや、やっぱり任天堂機種がいい!」という争いが出始めましたな(;^ω^)
そんな任天堂プレイステーションがオークションに出品か
とまあ、任天堂さんとソニーさんの動きに関する詳しい話は、Wikipediaさんを見てもらいまして。
その、ソニーさん側で発売する予定であった任天堂プレイステーションが、オークションで出品されるかもしれないと話題になっています!
この任天堂プレイステーションを所有している方の名前は、テリー・ディーボルドさん。
2009年に勤めていた会社が倒産したとき、社内の備品の中に任天堂プレイステーションが存在。
それがネットオークションに出品されたのを75ドルで落札したそうです・・・幻と言われているゲーム機が75ドルって安いな(笑)
テリーさんは、色んなゲームイベントでこの任天堂プレイステーションを持って参加していたそうですが。
「真剣に買おうとしている人は連絡をください」というツイートをしたことから、オークションに出品されるかも!?と盛り上がっているみたいです( ・`ω・´)
To those of you that are serious about buying I can be reached at tdiebold51@verizon.net. Feel free to spread the word! https://t.co/gg3eGRxFls
— terry diebold (@terry51d) October 2, 2019
もしオークションに出品されれば、こういうレトロゲームの取引では過去最高額の取引になるのではないかという予想がされているみたいですね!
ちなみに、任天堂プレイステーションを買ったところでゲームができるのか?って思うかもしれませんが。
スーパーファミコンのスト2などをプレイしている映像がありますので、少なくともスーパーファミコンは遊べるのかもしれませんね!
まあ、基本的には観賞用になりそうですけれどもね(笑)
あとがきっくす
もし任天堂さんがめっちゃ素直に従っていたらどうなっていたのか気になりますな(;^ω^)
任天堂さんに蹴られたソニーさんが、見返してやるという意地でプレイステーションという機器を作ったため、今はPS4、ないしはPS5まで続く人気の機種になったわけですが。
ここで、任天堂さんとソニーさんが仲良く作っていたら、もしかしたら、セガさんやマイクロソフトさんが覇権をとっていた・・・なんてこともあったのかもしれませんな。
そう考えると、面白いもんですよね・・・どこで何が起きて今の時代につながっているのか。
いつの日か、平行世界を覗くことができるようになるならば、そういった別のゲーム機が覇権を取っていた時代も見てみたいですな(笑)