はー、なるほど・・・ただ遊ぶ云々だけではなく、こういった活動にも影響が出るのですな(;・∀・)
2023年3月下旬に、ニンテンドー3DSとWiiUの「ニンテンドーeショップ」を終了する予定の任天堂さんですが。
それに対して、ビデオゲームの史料保存などを行う非営利団体
The Video Game History Foundation(VGHF)さん
がコメントしたみたいですな。
まあ・・・企業としてはビジネスとして考えなきゃいけないでしょうし、難しいところですよねー。
VGHFこと、The Video Game History Foundationとは
その前に、VGHFこと、The Video Game History Foundationさんについて勉強しましょ。
VGHFさんはその名の通り、
ビデオゲームの歴史
に関する様々な活動をしている組織だそうで。
ゲームに関わる文献の集めては、それを図書館にして運営したり、今までのゲームの歴史を講義形式で動画配信したり。
また、レトロゲームのソースコードを保存する
Video Game Source Project
というプロジェクトも行うなど、とにかく、失われる可能性があるビデオゲームに対して、史料保存やイベントなど行っているみたいですね(・∀・)
日本でも個人的にコレクションをしている人もいれば、イベントなどを行っている団体もあると思いますが。
VGHFさんは趣味というより、史料があっちこっちに散らばったり、なんなら完全になくなってしまうことを防ぐための活動をしている・・・という感じみたいです。
「ニンテンドーeショップ」終了は、ゲームの歴史を破壊する?
ということで、ゲームの歴史を守るぞ!と活動しているVGHFさんですけれども。
今回、任天堂さんが3DSやWiiUの「ニンテンドーeショップ」を終了することを発表しましたよね。
このことに対して、
ゲームの歴史を破壊するかのような行為
とコメントしたみたいですな。
Our statement on the closure of Nintendo's legacy digital shops. pic.twitter.com/mG5GzuGH4G
— Video Game History Foundation (@GameHistoryOrg) February 17, 2022
もちろん、サービスを維持するためのコスト面を踏まえて、終了に至る判断をした・・・ということは理解しているみたいですが。
サービスを終了することで、正規に購入できるルートが減り、その結果、
海賊版があふれる
という状況になってしまうのではないか・・・という懸念もしているみたいですね。
こういった意見はVGHFさんだけではなく、SNS上でも広まっているみたい(;´Д`)
ただ、この海賊版云々に関しては、任天堂さんだけでどうにもならないよね?って思うかもしれませんが。
また別の組織であるESAさん・・・E3などイベントを運営している組織ですが。
このESAさんが
海賊版ソフトの撲滅
といった活動をしていることに、任天堂さんも出資や活動をして協力をしているのに対して。
今回の「ニンテンドーeショップ」終了により、海賊版が増える可能死があるっていうことは、その逆のことをやっているよね?って思っているみたいですな(;・∀・)
「そんな大げさな・・・」って思う人もいれば、「たしかにな・・・」って思う人もいるかもですが。
本気で歴史を守ろうと活動しているVGHFさんにとっては、死活問題なのでしょうね。
ちなみに・・・詳しい話はまたあとで勉強したいと思いますが。
ESAさんが行っている海賊版ソフトの撲滅活動は、
知的財産権を保護する
という目的がメイン・・・なので、傍から見たら「いいことしているじゃん!」って思うところですが。
おそらく、この知的財産権の保護が厳しいのか、VGHFさん側にとっては、逆に史料保存や教育などの妨げになっているそうで(・・;)
今回の任天堂さんの「ニンテンドーeショップ」終了も含め、見直してくれない?ってコメントしています。
どっちの活動がいいのか判断はつけられませんが・・・折り合いがつくといいですね。
あとがきっくす
ちなみに、ESAさんの活動を改めろ!と言っているVGHFさんですけれども。
VGHFさんが行っているソースコード保存ってどうなの?という意見も逆にあったりしますな(;^ω^)
オープンソース化しているものだったらいいのかもですが、まだ権利があるソースコードだったら、それはそれで問題になる・・・よね?っていう感じみたいです。
まあ、良かれと思っても違法だったら元も子もないですが・・・法律的に問題ないならば、どちらの考えもわからなくはないので、難しいところですよね。