今日、任天堂さんの経営方針説明会及び、
第2四半期決算説明会が行われましたが。
中々面白い感じでしたよね。
とりあえず前年同期の赤字が232億円だったものが、
赤字2億円まで圧縮されたそうですし。
岩田社長曰く、今季は販売増より収支バランスをとるそうですから、
当分は大きな動きは無いのかな?
そんな中、経営方針の説明に
個人的に面白そうに思ったものがあったのでご紹介。
スマブラWiiUから「あらかじめダウンロード」サービス開始
オレはまだダウンロード版よりパッケージ版を買いたがる人間なのですが、
パッケージが増えてきてウザいという人はダウンロード版を買うと思います。
ですが、せっかく早めに予約購入したのに発売日にならないとダウンロードできず、
そしてダウンロードするにもその時間は遊べないとなると・・・余りメリット無くないですか?
ということで、任天堂さんは、
あらかじめダウンロード
というサービスを展開してくれるそうです(^^)
「あらかじめダウンロード」とは、
名前の通りあらかじめダウンロードできるというもの。
発売日当日、数十分、数時間かけてダウンロードしないとゲームが出来ないのに対して、
発売日前にある程度のデータがダウンロードできるようになり、
発売日当日にはすんなりと遊べるようになるサービスだそうです。
また、発売日当日に購入したとしても、
必要最小限のゲームデータをダウンロードするだけでゲームが遊べるとのこと。
買ってきてすぐに遊べるパッケージ版と大差なくなるというわけですね。
このサービスはスマブラWiiUで導入される予定で、
今後はニンテンドー3DSでも導入していく予定だそうです。
小さなことに思えますが、
中々嬉しいサービスですよね!?
任天堂QOL事業第1弾「睡眠と疲労の見える化」
こちらはゲームとは違いますが、QOL事業に関する情報です。
QOL・・・クオリティ・オブ・ライフ。
つまり、生活の質を向上させるためのサービスを、
任天堂さんも2015年から取り組むつもりみたいなのです。
その第1弾として発表されたのが、
睡眠と疲労の見える化
というもの。
これはQOLセンサーという機器を、例えばベッドの横に置いておくことで、
睡眠状態や疲労状態などを計測してくれるようになります。
そこで採取されたデータをクラウドサーバーに送信することで、
様々分析をしてくれるようになるわけです。
で、分析された結果、
「こういった運動や食事をするといいですよー?」みたいな情報が得られるみたいです。
そういったサービスは既にありそうではありますが、
基本的には機器を身体に備え付ける必要があったりするものばかりで、
それのせいで睡眠が妨げられる可能性もあるわけで。
任天堂さんはあくまで「身体に何も付けずに計測できる機器」の開発をするようです。
それでいて呼吸や心拍数も測れるそうですから、
なんとも便利な健康器具になるのではないでしょうか?
あとがきっくす
元技術者だった人間ですから、
こういったサービスが展開されるとワクワクしてきますね(笑)
もしかしたらこれをゲームに応用することも出来るかもしれませんからね。
例えばホラーゲームにおいて自分の呼吸や心拍数を連想させることで、
ゲーム内で有利になったり不利になったりと反映されるとかさ(^^)
ソニーさんの「プロジェクトモーフィアス」だったり、
マイクロソフトさんのKinectだったり。
ドンドン夢が広がる機器が増えてきていますね。
そして・・・本当に現実に戻れなくなる日がくるかもしれませんね(笑)