今は新型コロナウイルスの影響で行けない人もいるかもですが、最近、ゲームセンターに行っていますか?
自分はなかなか行かなくなっちゃいましたが、現在セガさんが
フォグゲーミング
という構想を研究開発しているみたいですぜ( ・`ω・´)
このフォグゲーミングとは一体・・・?
その前にフォグコンピューティングという技術について
最近一般的に利用されてきている「クラウド」という技術。
リモートワークをしていた人たちは、ここ数ヶ月この技術を活用していたかもしれませんし。
ゲーム業界でも、ゲームストリーミングサービスのために利用されていたりしますよね?
このクラウドコンピューティングは、例えば、Googleさんやマイクロソフトさん、Amazonさんなどの大企業がサーバーを抱えていて。
インターネットを通じて、自分の端末からそのサーバーにアクセスしてファイルをやり取りしたり。
そのサーバーで動作しているコンテンツを楽しむことができるというものでしたな。
ネットさえ繋がっていれば、ハードディスクやゲーム機を必要とせずに、どこでもファイルのやり取りやゲームをすることができるわけなのですが。
ただ、そのサーバーにみんなが集中するため、処理スピードが遅くなったり、セキュリティ部分に不安が出てきたりといった問題がありました。
じゃあ、
フォグコンピューティング
はというと、フォグ・・・霧ということで、クラウド(雲)よりも近い存在でもあり、雲が
分散する
という意味も兼ねた言葉みたいですね。
仕組み的にはクラウドコンピューティングと似ていますが、もっとローカルエリアレベルの距離にサーバーやクライアントを配置する構成となっています。
例えば、Googleさんは海外にあるわけですが、クラウドコンピューティングの場合は、直接Googleさんのサーバーにみんなが一斉につながるのに対して。
そのクラウドコンピューティングの途中・・・例えば、東京都世田谷区の更にA店とB店というお店にそれぞれサーバーを設置して。
クラウドにデータを送信する前に、一旦各々のエリアでデータを処理してからクラウドに送信する・・・なんて使い方をするみたいです、多分(;´∀`)
このように分散処理をすることで、クラウド側の負担を減らすことができるみたい。
また、各々のローカルエリアにサーバーが設置されるため、遅延が殆ど無くなるほか。
地域の活性化にも繋げやすい・・・なんてこともできるんだとか(・∀・)
自分もネットを見て知ったので説明が下手なのですが、いろんな技術があるんですね。
じゃあ、セガのフォグゲーミングとは?
ということで本題・・・セガさんが、
フォグゲーミング
という構想を研究開発しているそうです。
このフォグゲーミングとは、
全国のゲームセンターをクラウドとして転用する
という構想だそうで。
ゲームセンターにあるアーケード筐体のCPUやGPUを転用することで、一般的なクラウドゲームよりもコストを抑えることができるほか。
プレイヤーは低遅延で高品質なゲームを遊べるようになるんだとか。
また、ゲームセンターは営業時間は通常のゲームセンターとして。
営業時間外はフォグゲーミングのクライアントとしてお金を稼ぐことができるようになるらしいです!
最近、オンラインゲームが当たり前になったことでゲームセンターが潰れていますが。
フォグゲーミングを活用すれば、もしかしたらその潰れることにも歯止めをかけることができるのかもしれませんね( ゚Д゚)
ちなみに、このフォグゲーミングについて、西川善司さんが補足説明をするとのことですので、もし興味がある人は聞いてみるといいかもです!
セガのフォグゲーミング構想について、今週のBackspacefmで取り上げます。
概要としては、ファミ通誌面の
スペースの関係でわかりにくいところもあったと思うので、少しその補足説明も出来たらと思っています。
ご興味のある方はどうぞ。
いちおう、舞台裏も話せるかも?https://t.co/BZpFvpzRm8— 西川善司 (@zenjinishikawa) June 3, 2020
あとがきっくす
コナミさんが既にe-AMUSEMENTというアーケードゲームのストリーミングをしていますけれども。
フォグゲーミングはこれとまた違うのかな?
ちなみに、既存の筐体を転用することは難しいとのことなので、フォグゲーミング用の筐体を購入する必要が出てくるのかもしれませんな。
そうなると、小さいゲームセンターとかは結局、筐体を買うことができなそうですね・・・(;´∀`)
どういう流れになるんだろう??