つい最近、ニンテンドースイッチの発売が決まった中国ですが、中国というと、
ビデオゲーム規制
が厳しいことで有名ですよね?
中国では、規制当局の審査を通過しないとゲームを発売できず、去年は「モンスターハンターワールド」の発売中止も発表されたわけですが。
このビデオゲーム規制が、更に強化されるみたいですぜ!?
中国ビデオゲーム規制の審査プロセスや規制内容が変更に
去年、「モンスターハンターワールド」の発売中止なんてことがあった中国ですけれども。
今回、ビデオゲーム規制の審査プロセスや規制内容が変更されたみたいですな。
その内容は以下の通り。
・コンテンツの審査を行うための倫理委員会を設置
・新規タイトルに対する許認可プロセスの再開
・審査を受け付ける年間のゲームタイトル数に上限を設定
・「中毒防止システム」の研究と実装
・WeChatのようなプラットフォーム上でプレイできるミニゲームやHTML5ベースのゲームといったダウンロード無しにプレイできるゲームも許認可の対象に
・ゲームパブリッシャへの自主規制の要請
・伝統文化や歴史的に正しいコンテンツの推進
とまあ、上記に記載されている通り、ガチ審査をする論理委員会を設置し、それを通して新規タイトルを発売するかどうかを判断。
この審査の範囲、ゲーム機やPCで購入して遊べるタイトルだけではなく、チャットツールやSNSなどに存在するちょっとしたミニゲームやブラウザゲームも含まれているみたいですね。
しかも、審査してくれーってきたゲームを全部審査するのではなく、年間の審査タイトルの上限も設けるとか。
あとは、歴史改変されているようなゲームではなく、ちゃんと歴史に沿っているよね?っていうゲームを推進していくみたいです(・∀・)
これ・・・真・三國無双シリーズとか引っかかるのかな?(笑)
とりあえず、中国では、いわゆるゲーム廃人・・・特にオンラインゲームにハマりすぎてやばいことになる人達が多いのですが。
そういった人たちを減らすという目的もあって、ビデオゲーム規制を強化しているのでしょう。
とまあ、ここまでは「なるほどなー」程度に思うかもしれませんが・・・もう1つ、これらの表現があったら発売しねーぞ!っていうものも設けられました(;´∀`)
こっちに関しては、かなり厳しいメーカーも多そうですね。
ギャンブル関係のほか、死体、血、性的表現がされているゲームは禁止に
ゲーム市場においても、中国ってやっぱりドデカイ市場なので、発売できると大きく設けられる可能性が高いと思いますが。
でも、上記の通り、倫理委員会などのも本格的に設置されたり、審査タイトル数の年間の上限を設けたりなどなど、かなり厳しくなっていることがわかりますよね。
実はこれだけではなく、ゲーム内の表現に関しても厳しく審査が行われるそうで。
例えば、最近はSIEさんが性的表現を規制するなんて話が出ていましたが・・・まあ、これは否定っぽいことをしていましたけれども。
じゃあ、今回の中国の新ビデオゲーム規制というと、その性的表現はもちろん駄目。
死体や血の表現も駄目。
更には、麻雀やポーカーといった、ギャンブル要素を含んでいるゲームの禁止にするそうですぜ!?
これを封じされると厳しいメーカーも多そうですよね(;´∀`)
例えば、昔から血の色を変えて、「これは血じゃないよー!」ってゲームがありましたけれども。
こんな感じで、色を変えて「血じゃないよー!」って表現も、アウトになるみたいです。
なので・・・いくら刀で斬られようが、いくら銃で撃たれようが、絶対に「血」を連想させるものは出しちゃ駄目になります。
この爽快感をウリにしているゲームは完全に発売できませんね(;^ω^)
あと「死体」の表現も、中国的にどこまでがセーフなのかが謎。
モンスターハンターシリーズみたいに、人間以外の生き物の死体も駄目かもしれませんし。
もしかしたら、ただ人がパタッと倒れてシーン・・・となるだけでも、「死を連想するので駄目です」ってなるかもしれません(笑)
あれかな、どんなに爆散しようがグッチャグチャになろうが、ポケモンみたいに、「瀕死」ってことにすればセーフになるのかな!?
他にも、ギャンブル関係もどこまでがセーフになるのか気になるところ。
ポーカーとかがアウトになるっていうのは、まあ百歩譲ってわかるとして。
例えば、マリオシリーズみたいに健全そうなタイトルでも、「ミニゲーム」ってありますよね?
今のところの最新作である「スーパーマリオオデッセイ」だったら、明らかにスロットを連想させるものも存在します。
これが、中国的にどうなのかが気になるところ。
もしこれでも「駄目でーす」ってなるならば、中国市場も視野に入れている場合、もっと厳しい目で考える必要が出てくるのでしょうな・・・面倒くさいね(;^ω^)
まあ、日本に住んでいる限り今のところは関係ないのですが、今後のゲーム市場に関係してくるので、動きを気にしてみましょ。
あとがきっくす
なんだろう・・・日本のゲームよりも欧米とかそっちのゲームを規制する感じが強いですよね(笑)
Googleは使わねーぜ!Amazonも使わねーぜ!政治的にもアメリカを超えるぜ!って感じの中国ですから、そっちのゲームもいらねーぜ!ってなるのかなと思っていたり(;^ω^)
まあ、中国でも面白いゲームが発売されたりしますし、それはそれで良いのかな?
パクリも多いけれどもね(笑)