もしこの形でAAAタイトルも遊べるとなったら、ゲーム業界はどうなるんだろうね?
マイクロソフトさんが提供している
Xbox Game Pass
というサブスクリプションサービスですが、もしかしたら
広告付きの無料版Xbox Game Pass
が提供される可能性があると話題になっています(・∀・)
30秒の広告を見たら2時間遊ぶことができる・・・とにかく、ゲーム機を持っていない世代にも遊んでもらいたいみたいですな。
広告付きの無料版Xbox Game Passが準備中?30秒の広告で2時間遊べる
ここ数年のマイクロソフトさんは、Xboxのコンソール事業よりも
Xbox Game Pass
というサブスクサービスを、もっと多くのユーザーに遊んでもらいたいと躍起になっていますよね。
そのため、2027年までにXbox Game Passの加入者数が微妙だったら、ゲーム事業から撤退する・・・くらいの気持ちでいるみたいですが。
そんな中、Xbox事業のCFOであるTim Stuartさんが海外インタビューで、
30秒の広告を見て、2時間のゲームストリーミングを楽しみたいですか?
というコメントが、話の流れで出てきたみたいですね。
すでにXbox Game Passでは、Ultimateに加入することで、
Xbox Cloud Gaming
を利用することができますな。
これにより、たとえXboxコンソール機を持っていなくても、ネットに接続したモバイル端末、PCがあれば、
ゲームストリーミング
で遊ぶことができるわけですが・・・これを応用して、ゲーム機が主流ではない地域でも遊んでもらうために、
「30秒の広告を見て、2時間のゲームストリーミングを楽しみたいですか?」と言うことができる
という話をしたみたい。
なので、そのサービスを準備しているというわけではなく、現時点では可能性の話なわけですけれども・・・それでも、パッとこの話が出てくるということは、
Xbox事業の戦略として用意されている
と思ってしまいますよね(;^ω^)
ゲーム機は無いけれども「モバイル端末を持っているゲーマー」にもアプローチできる
ちなみに、スマホなどのモバイル端末が登場してからは、
ゲーム機がなくてもゲームができちゃう時代
になりましたよね。
なので、ゲーム機を持っていなくても
ゲーマー
を名乗ることができるわけですが・・・Tim Stuartさんは、その
モバイル端末は持っているゲーマー
たちも、Xbox事業のビジネスモデルで引き入れられるとコメントしたそうですな。
そのビジネスモデルというのが、数百以上のコンテンツをゲームストリーミングで遊べるXbox Game Passのことで。
その加入者を加速させるために、今回話題に上がった
広告付き無料版Xbox Game Pass
を導入する可能性はあるのかもしれませんな(・∀・)
さてさて、マイクロソフトさんの目指す「1億人以上のXboxユーザー」を生み出すことができるのか・・・今後の動きが楽しみですな!
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・Xbox事業のCFOであるTim Stuartさんから「広告付き無料版Xbox Game Pass」を思わせる言葉が出てきた
・30秒の広告を見て、2時間ゲームストリーミングで遊ぶことができる
・この戦略で、ゲーム機を持っていないけれども、モバイル端末は持っているゲーマーにアプローチするかも?
という記事でした。
今回の話は、まだ「もしも」の話だと思うので、実際に30秒広告で2時間遊べる形とは限らないと思いますが。
ただ、もし本当に導入された場合、XboxファーストパーティタイトルやAAAタイトルも無料で遊べてしまうんですよね?
そうなったときに、フルプライスでそれらのタイトルを売った場合の収益と、広告収入による収益とでは、どっちにメリットがあるのでしょうね・・・特に開発者側が。
以前、「本来の売上を手放している」という話をまとめましたが。
制限あるとはいえ、手間暇かけて作り上げたゲームを無料で遊ばれるとなると、ゲーム開発者側のモチベーションがどうなるのかが心配なところだなと、ちょっと思いました(;^ω^)