まあ、せっかく買収するわけですから、そのメリットを得られる形にはなっていくんだろうね(;^ω^)
Activision Blizzardさん買収に動いているマイクロソフトさん・・・現在、各国が反トラスト法(独占禁止法)違反にならないか調査をしているところですが。
この調査では各メーカーにも意見を聞いており、その中でも特にSIEさんが
コールオブデューティー(CoD)がXbox Game Passに配信される、XBOX独占になるのは良くない
というようなコメントをし、買収への懸念を示していましたな。
これに対してマイクロソフトさんは、「CoDはPS機種にも配信するけど?」とは言っていたのですが。
今回、またちょっと気になる発言があったみたいですぜ?
SIEはCoDシリーズの存在が気になっている
ここしばらく、マイクロソフトさんがActivision Blizzardさんを買収するということが、
反トラスト法(独占禁止法)違反
にならないかという調査が各国で行われていますが。
その中でSIEさんが、
CoDシリーズ
の重要性について語っていました(・∀・)
SIEさんのコメントをざっくりまとめると、CoDシリーズは他に競える作品が無いため、
1つのジャンル
として考えることができ。
その1つのジャンルをXBOX独占、またはXbox Game Passで配信するとなると、
コンソールの選択に影響を及ぼす
ということで、買収への懸念を示していました。
で、これに対してマイクロソフトさんは「極論じゃね?」というようなことと。
Xbox Game Passへの配信も、「SIEさんがPS Plusでやろうとしていることと同じことだけれども?」というような反論をしていましたな。
また、以前よりActivision Blizzardさんを買収したあとも、
CoDシリーズはPS向けにも配信する
とマイクロソフトさんはコメントしており、そこは別に問題ないでしょ?というような感じでしたが。
今回、海外メディアのThe Vergeさんに対して、またちょっと違ったコメントをしていたみたいですぜ( ・`ω・´)?
PS向けCoDシリーズ展開は、契約終了後も「少なくとも数年間」提供する?
さて、マイクロソフトさんはActivision Blizzardさん買収後も
既存の契約に基づいて
PS向けにCoDシリーズを提供し続けるとコメントしていましたな。
これはPS向けだけではなく任天堂機種にも言えることで、「別に独占することはないよ?」というような意思表示になっていたのですが。
じゃあ、
契約終了後
はどうなるのかについて、海外メディアのThe Vergeさんのインタビューにてチラッとコメントしたみたいですね。
XBOX事業のトップであるフィル・スペンサーさんの話では、上記の「既存契約中のCoDシリーズ」については変わらず提供するということを、今年1月にSIEさんに提案。
また、契約終了後に関しても、
少なくとも数年間
はPS向けにCoDシリーズを展開するということを、SIEさんに約束したそうですね。
この「約束」がどれくらいのレベルなのかが見えていませんが・・・とりあえず、マイクロソフトさん側は、SIEさんと話をして納得してもらったと思っているのでしょう。
ただ・・・気になるの「数年間」というコメント。
この数年間が1年なのか、5年なのかわからないのと、この期間が過ぎたら
XBOX独占
の可能性もあるのか?っていうことが気になりますな(;´Д`)
まあでも・・・流石にそれをやってしまったら、それこそ独占禁止法に触れる可能性はあるでしょうから。
やるとしても時限独占とか、XBOXで遊ぶとこんなに良いことあるよ!みたいな特典、DLCが用意される・・・みたいになるのでしょうけれどもね。
英国では、第2段階目の調査が始まった模様
とまあ、まだまだマイクロソフトさんのActivision Blizzardさん買収について調査されている状況ですけれども。
Activision BlizzardのCEOであるBobby Kotickさんの話では、英国にて、
第2段階目の調査
が始まったそうですね。
英国のCompetition and Markets Authority・・・CMAさんの話では、現在の主要ゲーム機メーカーは、マイクロソフトさん、SIEさん、そして任天堂さんの三社で。
これからここに、新しいライバル企業が入ってくるというのは限定的だろう・・・と前置きしつつ。
でも、もし新しいライバル企業が入ってきたとして、マイクロソフトさんがActivision Blizzardタイトルの提供を拒否したり、悪い条件で提供するとなった場合に、そのライバル企業に損害を与えるんじゃないかと懸念しているみたいですね。
それに加えて、マイクロソフトさんはXBOXだけではなく、Windows OS、Azureといったクラウドシステムも抱えている企業ですから。
それら各分野の主要プラットフォームを持っているマイクロソフトさんが、Activision Blizzardタイトルを手に入れたときに、
クラウドゲーム市場
での競争に影響が出るのでは?ということも懸念しているとのこと。
ということで現在、第2段階目の調査を行っているみたいですね(;^ω^)
なかなか細かいところではありますが・・・ここを蔑ろにして、後々面倒なことにならないようにしないといけないでしょうからね。
まだ話が続きそうなActivision Blizzard買収の話・・・どういった決着を迎えるかな?
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・既存の契約中はPS向けにも変わらずCoDシリーズを展開する
・契約終了後も「少なくとも数年間」は提供する予定
・この「数年間」が終わったあとにどうなるのか気になるところ・・・
・英国では第2段階目の反トラスト法(独占禁止法)に関する調査が開始
という記事でした。
まあ、自分はあまりCoDをプレイする人間ではないので、CoDがどちらに傾くのかに関してはほぼ気にしていないのですが(;^ω^)
ただ、SIEさん、マイクロソフトさんともに、今後もまだまだスタジオ買収を行っていく可能性があるでしょうし、この反トラスト法の調査に関してどうなるのか気になります。
まあ・・・おそらく普通に確定しそうですけれどもね(;^ω^)