すごい懐かしいタイトル名が出てきたんですね・・・確かに面白かった記憶があるなぁ(・∀・)
先日、グランゼーラさんの公式生配信「グランゼーラの集い2」が配信され、その中で
「バンピートロット」
に関する話がチラッと出てきたみたいですね!
知る人ぞ知る名作・・・復活したら嬉しい人もいるのかな?
「バンピートロット」という作品とは?
さて、その前に「バンピートロット」という作品についてざっくりと復習を(・∀・)
「バンピートロット」は、正式名称
「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」
といいまして、アイレムさんからPS2向けに発売された作品ですな。
「バンピートロット」の舞台は、産業革命初期のヨーロッパをモチーフにしたもので、
もう一つの産業革命
をコンセプトに作られています。
自動車の普及が始まったころと同時期に
トロットビークル
という2足歩行の乗り物が発明された世界が舞台になっています。
このトロットビークルには2本のアームが備わっており、農耕や土木などの作業に活用されたり。
自動車よりも悪路に強い移動手段としても使われるなど、生活に無くてはならない存在になったわけですが。
逆に、トロットビークルが普及したおかげで仕事がなくなったり、悪事に使う人も出てきた・・・という状況となっています。
プレイヤーとなる主人公「バニラビーンズ」は、そんな世界に存在するウミネコ海岸で倒れていたのですが。
「コリアンダー」という、トロット楽団のボーカリストの少女に助けられます。
記憶喪失となった主人公と協力をして、海岸の出口を探しますが・・・その出口を何者かに破壊されてしまいまして。
どうにか脱出口がないかと探しているうちに
カモミール・タイプII
というトロットビークルを発見する・・・というところから物語がスタートします。
当時としてはかなり自由度が高いとして有名
そんな「バンピートロット」は、トロットビークルを用いたロボットアクションがメイン・・・かと思いきや。
もちろん、そういった状況もあるのですけれども、
・トロット楽団に入って音楽を演奏する
・軍隊に入って戦う
・バイトをする
・服装を自由に変更する
・自分の部屋に家具を配置する
・株を購入して配当金をもらう
などなどなど、当時としてはかなり自由度が高い作品として有名でした(・∀・)
また、アイレムさんらしく
選択肢
も色々と用意されており、この選択肢によって、道中良い方向に進んだり悪い方向に進んだり。
エンディングも別のパターンとなったりします。
ちなみに、良さげな選択肢でも「得をしない」場合もあったりしまして。
それにより、「次はこうしよう!」と思ってしまうような、選択肢の加減がうまい作品だったりしますな(・∀・)
「バンピートロット2」は開発中止に・・・
そんなバンピートロットシリーズですけれども。
PS2にて「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」が発売された後は、PSP向けに
「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット ビークルバトルトーナメント」
という作品が発売されましたな。
この作品はトロットビークルを用いたバトルがどちらかというとメインの作品で。
これはこれで楽しめたという人もいるのかもしれませんが、なんかちょっと違うなと言う作品でもありましたな(;^ω^)
まあ、このビークルバトルトーナメントはスピンオフ的な作品でしたので、良いとして。
本来ならば、PS3向けに
「バンピートロット2」
という、ナンバリング最新作が開発される予定だったんですよね。
ですが、理由はよくわらからないまま
開発中止
が発表されてしまいましたな(;´∀`)
「バンピートロット2」はもともと、2007年の発売を予定していたみたいですから、おそらくPS2で発売しようと考えていたのでしょう。
ですがその1年前にPS3が発売され、PS3向けで発売しようと頑張ったけれども、PS3での開発に時間やコストがかかった・・・という状況になったのかもしれませんね。
実際に、アイレムさんのPS3向けタイトルはパチパラシリーズだけで終わっていますし(;^ω^)
「バンピートロット2」の再開はあるのか
とまあ長くなりましたが・・・本題。
今回の「グランゼーラの集い2」で、
バンピートロットの新作
に関する質問が来たみたいですね。
新作を作るとしたら、
・「バンピートロット」のリメイクになるのか
・「バンピートロット2」の開発を再開するのか
・完全新作になるのか
という質問に対し、九条一馬さんは
答えにくい
とコメント(笑)
まあ、実際に下手なことは言えないんでしょうけれども・・・その下手なことが言えない中で九条一馬さんは
・バンピートロットシリーズは愛着がある
・「バンピートロット2」は開発途中でストップしたから、作りたいという気持ちはある
・ただ、「バンピートロット2」から発売しても意味が分からないだろうから、やるとしたら「バンピートロット」のリメイクもやったほうがいい
・当時は思いつくもの全部入れた作品だった
とコメント。
作るよ!とははっきり言えないにしても、九条一馬さんの中では「作りたい」の気持ちはあるみたいですね(・∀・)
とまあ、今回はあくまで九条一馬さんの気持ちが語られた形になりましたが。
本当にバンピートロットの新作が発売されるのかどうかは、ちょっと気になるところですね。
今後の進展があるのか、楽しみに待ちましょ!
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・「バンピートロット」は「もう一つの産業革命」という面白いコンセプトの作品
・ロボットアクションだけではない、とにかく自由度の高い楽しみ方ができた
・「バンピートロット2」は開発中止になった
・九条一馬さんの気持ちとしては1のリメイクも2も「作りたい」っぽい
という記事でした。
どんなゲームだったっけかな?と思い出すために色々調べていたのですが。
この「バンピートロット」は
機械や産業の発展が本当に幸福につながるのか
という、なかなか深いテーマがあるんですよね。
便利な世の中になっても、それが幸せに繋がっているのか・・・という話は、今でも通ずるところだと思います(・∀・)
当時でも人気だった今作・・・今リメイクを発売したどれくらい反響があるのか、ちょっと気になるところですね。