こんな方法もあるんだなって勉強になったけれども、仮にこの情報が本当だったら、それ以降はどうなるんだ!?
世の中には、ゲーム機をハッキングして色々なことをする人がいますけれども、それを防ぐために、最近のゲーム機は、オンラインなどを通じてシステムソフトウェアのアップデートを行っていますよね?
でも、やろうと思えばそのシステムソフトウェアをダウングレードし、前のバージョンに戻すこともできたりします。
でも、任天堂さんのニンテンドースイッチは、まさかの方法でダウングレードを防いでいるらしいですぜ!?
物理的にヒューズをぶった切ってダウングレードを防いでいるとか・・・?
海外のセキュリティ研究者に、ジョンルーカス・ド・カーロさんという方がいるみたいで。
この方の話では、ニンテンドースイッチのシステムソフトウェアのダウングレードを防ぐ方法として、
ヒューズ
を物理的にぶった切るということを行っているそうです(;゚Д゚)
え?どういうこと!?って感じですが、ニンテンドースイッチで使われているSoC「NVIDIA Tegra X1」には、チップ内にヒューズが存在するそうで。
ニンテンドースイッチには、システムソフトウェアアップデートを行うごとに、それをぶった切るドライバが存在するそうです。
これを行うことで、
・ヒューズの数とシステムソフトウェアのバージョンが一致していればシステムを起動
・壊れたヒューズの数が少ない場合は、正しい数になるようにヒューズを破壊後、システム起動
・壊れたヒューズの数が多い場合、ダウングレードされたとみなして、システムは起動させない
と、システムを弄ることによるダウングレードを防ぐことが可能になるみたいですな(`・ω・´)
こんな方法があるんだ・・・って思う反面、”物理的に”壊すってことは、ものが減っていくわけで。
やっぱりこんなことが起きてしまうみたいですね。
ニンテンドースイッチは32回のアップデートが限界?
さて、物理的に壊すってことは、壊すものが必要になるわけで。
ジョンルーカス・ド・カーロさんの話では、SoC「NVIDIA Tegra X1」には、
32個
のヒューズが存在するみたいですね。
つまり、単純に考えれば、ニンテンドースイッチのアップデートは、
32回が限界
ということになります。
勿論、全てのアップデートでヒューズをぶった切っていたら、絶対に数が足りないので、例えば、ニンテンドースイッチをダウングレードをする技術が広まってしまった場合、それを防ぐためのアップデートでヒューズをぶった切るのでしょう。
でも、世の中には任天堂さんの技術者たちよりもすんごい人は沢山いるわけで、仮にすごいスピードでダウングレードされ、それをアップデートで対応してのイタチごっこになってしまったら、それ以降はどうなるのかが気になるところ。
まあ、そこまでいかないだろうという確信があるのか、それとも32回を超えたら別の方法で対応するつもりなのか。
それとも、その前に新型を発売するのか・・・結果はまだ先だと思いますが、そのときが気になりますね!
[amazonjs asin="B01NCXFWIZ" locale="JP" title="Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】"]
あとがきっくす
ぶっ壊すって結構思い切っていますね(笑)
まあ、PS4でいうNOBUNAGAやKEIJIなどといった大型アップデートによってヒューズが切れるってイメージなのでしょうから、32個全てを使い切るっていうのは、相当なことがないと大丈夫でしょうけれども。
もし、任天堂さんのアップデートによって不具合が生じてしまった場合は、なんか面倒なことになりそうですね(;´∀`)
諸刃の剣って感じでしょうか。