2020年末、次世代ゲーム機を発売する予定のSIEさんとマイクロソフトさん。
じゃあ、任天堂さんはどういう動き方をしていくのかなと思っている人もいるでしょう(・∀・)
任天堂の古川俊太郎社長が、2020年の展望について語っていましたぜ!
中国市場での展開について
任天堂さんというと去年、中国の大手IT企業である
テンセント
と手を組みましたよね?
テンセントさんは、
ニンテンドースイッチを中国で販売する
という役割を担ってくれまして。
任天堂さんは、このテンセントさんの力を借りて、ゲームに対する逆風が強い中国市場に踏み込むことになります。
中国市場で人気を確立できれば、そりゃあもう相当な売上となるわけですが。
ただ、現在の中国はゲームに関する規制がめっちゃ強く、そこをどういう切り崩していくのかがキモとなることでしょうね。
古川俊太郎社長の話では、まず1月を目処に「マリオカート8デラックス」と「スーパーマリオオデッセイ」を中国に投入し。
その後、任天堂さん以外のソフトも少しずつ展開していく・・・という動きをとるそうです。
テンセントさんの力を借りることで、どれだけ中国の消費者たちにアプローチできるのか・・・今年の気になる話題の1つですな( ・`ω・´)
任天堂のスマホアプリの役割は、任天堂IPに触れてもらうため
任天堂さんというと、数年前から
スマホアプリ
をちょっとずつ配信していますよね?
ですが、連結売上高を見ると、スマホアプリの売りは4%ほどしか占めていないそうですな(;´∀`)
全然売上に貢献していないじゃん!って思う人もいるかも知れませんが。
古川俊太郎社長曰く、スマホアプリは
任天堂IPに触れてもらう機会を増やす
ということに、現状は重きを置いているみたいですな。
もちろん、ビジネスとしての存在感を高めたいという考えはあるみたいですが。
今のところは、具体的な数値目標は設けていないとのこと。
あくまで、任天堂IPを広めるための手段の1つで動くみたいですな( ・`ω・´)
大赤字にならなければいいか・・・っていう感じなのかな?
任天堂はクラウドゲームに参入するか
最後に、
クラウドゲーム
に関する話題。
去年、Googleさんが「Stadia」というクラウドゲームを投入。
更に、今後マイクロソフトさんも、XBOXに関係するクラウドゲームを投入する動きを見せていますが。
任天堂さんはというと、
現時点でのクラウドゲームの参入は考えていない
そうですな( ゚д゚ )
もちろん、絶対に参入しないわけではなく、「今ならイケる!」っていうタイミングになったら、クラウドというサービスを使う可能性は十分あるとのこと。
ただ、今すぐにゲーム市場はクラウドゲームに置き換わるわけではないとして、しばらくは投入する機会を探るみたいですな。
ちなみに、古川俊太郎社長曰く、
クラウド技術を導入してもゲームに魅力がなければ意味がない
とのこと・・・ごもっともですな(;^ω^)
技術だけが先走ってコンテンツがついてこなければ、あまり意味がないですからね。
ただ、「いざ始めるぞ!」っていうときには、すでに時代遅れになっている場合もありますから、どのタイミングで動き出すのか気になりますな。
あとがきっくす
クラウドゲームに関しては、流石に任天堂さんだけでやっていけないでしょうから、また別会社と手を組んだりするのかな?
以前、マイクロソフトさんと手を組むのではないかという噂がありましたが、それもどうなるのか気になるところ。
まあでも、任天堂さんは今年も「我が道を行く」という感じになりそうですね(;^ω^)