日本人は「自由」という機会を与えられると、どうして良いかわからなくなる人が多いそうです。
多分、子供の頃からある程度決まったレールを歩かされるお陰で、自分で次の行動を考えるというのが苦手なのでしょう。
それはゲーム業界でも同じで、海外の人にとっては、「何故JRPGは自由度が低いのか」という疑問が出てくるみたいです。
それに対してバンナムの羽生和正さんがこんなことを言ったことが話題に。
日本人は同じ結果を求める趣向性がある
11月11日に行われる「NYコミコン2015」・・・そのパネルイベントとしてバンナムさんが最新RPGを紹介したそうですが。
その後半で「何故JRPGは自分自身(主人公)をカスタマイズしていく物が少ないのか」といった質問が。
因みに「可愛い子が出過ぎ」って意見も出てきたそうです(笑)
JRPGの自由度に関する質問に対してバンナムの羽生和正さんが
日本のユーザーの多くが同じ結果を求める趣向性があるためではないか
という発言をしたことで、日本の”一部の”ゲーマーが激怒。
バンナムにそれをやれる技術力が無いとか、資金が勿体無いんだろとか、だから面白いゲームが出来ないんだって感じの意見が多数寄せられたようです。
・・・可哀想に(;・∀・)
確かに「スカイリム」や「ウィッチャー」、「フォールアウト」に比べたら、JRPGって一本道のようなタイトルって多い。
てか、ストーリーを重視するRPGが多いっていうのもあるのでしょうね。
ただ、自由度って一言にいってもオープンワールドのように歩き回れる自由度もあれば、武器をガンガン作れる自由度もありますし。
キャラクターと色々と会話できる自由度もあれば、キャラクターを生み出す自由度もあります。
これだってある意味、自由度の高いゲームの一つでしょう。
羽生和正さんがどんな自由度を頭に浮かべて発言したのか気になりますが、ライトゲーマーが多かったり、キャラクターモノが好きな日本にとっては
「同じ結果を求める」
JRPGの方が性にあっているのかもしれません。
てか、別にJRPGは今の特徴のままで突き進んでも良いと思いますけどね・・・自由度が高いRPGは海外に任せて。
逆にこの日本にしかできない部分(キャラクターやストーリーとか)で売っていくというのはありなんじゃないかなと。
無理に自由度を設けて中途半端なゲームになるよりだったらさ。
あとがきっくす
てかFF15のオープンワールド化に反対していたのって日本ですよね(;・∀・)
なんでもそうですけれども、どっちに転んでも反対する人って出てくると思います。
まあ、ゲームの自由度が高かろうが低かろうが、自分で面白い遊び方を見つけて楽しめる人がゲーマーなんじゃないかなってオレは思いますけれどもね。
ファミコンやっていた世代は特にそうなんじゃないかな(笑)?