これくらい手軽なもので本格的な触覚フィードバックも実装されたら、だいぶメタバース業界も面白くなりそうですな(・∀・)
ここ最近話題になっている
メタバース
ですけれども、今はまだ専用コントローラーを使って操作するということがメインになっていますよね?
なので、まだ「没入する」には弱い部分があるのですが、そんな中、東北大学初のベンチャー企業が
触覚グローブ
を開発し、今回発表しました。
今回の触覚グローブの大きな特徴は
機械部品を使っていない
ということなんだとか!?
機械部品を使わないメタバース向けの「触覚グローブ」
ということで、今回発表された
メタバース向けの「触覚グローブ」
は、東北大学発のベンチャー企業である
エーアイシルク株式会社
が開発したもので、名前は
Haptic Metaverse Glove powered by LEAD SKIN
というそうですね。
直訳すると、「LEAD SKINで動く触覚メタバースグローブ」となりますが・・・この、
LEAD SKIN
が何かというと、エーアイシルクさんが開発した「導電性繊維」だそうで。
この導電性繊維で作られた生地が伸び縮みしたときの
電流インピーダンス(交流回路における電流の流れにくさの量)
を検知することで、人間の手の動きをメタバース内のアバターに連動させ
触る、掴む、操作する、パンチする
みたいな動作ができるみたいですね( ・`ω・´)
とまあ、こういった動作がメタバース内でできるようになる触覚グローブは、他にも開発されているのですが。
エーアイシルクさんが開発した「Haptic Metaverse Glove powered by LEAD SKIN」は、なんと
機械部品を使用していない
というものになっていまして、本当にただのグローブのような装着性なんだとか。
また、重さも
380グラム
と、だいぶ軽いものになっているため、より「現実の手に近い感覚」で操作することができるのかもしれませんね!
これくらい手軽な触覚グローブで、本格的な「触覚フィードバック」があるといいね
ということで、だいぶ使いやすそうな「Haptic Metaverse Glove powered by LEAD SKIN」という触覚グローブですが。
こういった触覚グローブで個人的に特に期待したいのが、
触覚フィードバック
なんですよね(・∀・)
参考元の記事を読むと、「Haptic Metaverse Glove powered by LEAD SKIN」は
手のひらや指を触ると、布を介して電気パルスが伝わり、触覚的な反応を得ることができる
と記載されていますので、おそらくメタバース内でモノを触れたときに反応は返ってくると思いますが。
そのモノの硬さや、跳ね返りの強さみたいな細かい触覚フィードバックではないのでしょう。
ちなみに、例えば、こちらも日本の学生が集ったベンチャー企業なのですが、以前
Contact Glove
という触覚グローブをDiver-Xさんが発表していましたな。
こちらも「反応が返ってくる」ことは可能みたいですが、まだ「モノの触覚」を感じるところまでではないみたいですな。
もちろん、反応が返ってくることも十分凄いことで、技術を生み出している方々には感謝感謝ですし、その技術の進化を感じさせてもらえていることは嬉しいのですが。
こういった様々な技術を見ていると、将来的に
普通の手袋のような装着性で本格的な触覚フィードバックも楽しめる
ことも実現できる日が来るのかなと、期待したくなります( ・`ω・´)
はてさて、今年はどんな新しい技術が見られるのか、今後も楽しみですね!
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・東北大学発ベンチャー企業エーアイシルク株式会社が新たな「触覚グローブ」を開発
・名前は「Haptic Metaverse Glove powered by LEAD SKIN」
・LEAD SKINという独自の「導電性繊維」を使用
・LEAD SKINにより、機械部品を使わずにメタバース内の動作が可能
・繊維でできているため重さも380グラムという軽さ
という記事でした。
ちなみに、エーアイシルクさんという会社は「エーアイシルク」という繊維を販売していまして、そのエーアイシルクでは
・バイタルデータを計測
・ピリピリとした電気刺激を丁度いい快適性に抑える
というような使い方ができるみたいですね。
そう考えると、今回の触覚グローブ以外にも色々とメタバースに活用できそうですよね(・∀・)
まあ、一般化までにはまだまだ先になるとは思いますが、でも思い描いていた形が出来上がる可能性があるというのは、本当ワクワクしますな!