雑記

「ハイスコアガール」著作権侵害問題、スクエニが「債務不存在確認請求訴訟」でSNKプレイモアを提起。

haisukoa

押切蓮介さんの「ハイスコアガール」という漫画、
リアルなゲーム描写と恋愛がいい感じにミックスされて人気となりましたが。

その漫画に登場したゲームがリアルすぎたせいで訴えられましたね。

SNKプレイモアのキャラクターを許可無く登場させていたことが問題だったようで、
スクエニは家宅捜索を受けることになりました・・・が!

今度はスクエニが「債務不存在確認訴訟」でSNKプレイモアを提起したそうです。

なんかドロドロしてきましたな・・・。

ハイスコアガールという漫画について

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まずハイスコアガールを知らないという人にちょっとだけご紹介。

ハイスコアガールという漫画はゲーセン通いに明け暮れていた矢口ハルオと、
金持ちお嬢様で実は凄腕ゲーマーという大野晶の2人のキャラが主役。

ある日ゲーセンで矢口ハルオが最も得意としていた「スト2」でボッコボコにされます。

その相手が同じクラスのお嬢様、大野晶だったわけですが、
それに納得できなかった矢口ハルオはハメ技(ガイルの投げハメ)を使用して勝利!

☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイと喜んでいるもつかの間、
ブチ切れた大野晶にリアルボッコボコにされてしまいます。

それでゲーセンを出禁になったことがこの2人の因縁の始まり。

次第に仲良くなり、かけがいのない存在になっていった2人ですが、
大野晶の海外への転校、中学生になってから新たなヒロイン登場などなど、
とにかくリアルなゲーム風景以上のラブコメが楽しい漫画でした。

ハイスコアガールの著作権侵害問題について

さてさて、そんなハイスコアガールが何故SNKプレイモアに訴えられたかというと、
リアルなゲーム風景が展開される漫画ですから、
「サムライスピリッツ」や「餓狼伝説」といった有名ゲームも登場したのですね。

samusupi

それはいいのですが、ハイスコアガールを発行しているスクエニが、
SNKプレイモアに許可を得ていなかったそうなのです。

つまり、無断でSNKプレイモアのキャラクターを使っていたということで、
SNKプレイモアが激怒したわけですね。

漫画には一応、使用許可に関するページはあったのですが。

kyoka

SNKプレイモア側はハイスコアガールのアニメ化の際に、
このサムスピなどのキャラが使われていることを知ったそうです。

何故かセガやカプコンには許可を得ていたのに、
SNKプレイモアには得ていなかったという点も腹立ったのでしょう。

これにより、ハイスコアガールはアニメどころか原作の販売差止め。

スクエニは固く操作を受けることになったわけです。

スクエニが「債務不存在確認請求訴訟」でSNKプレイモアを提起

そんな中、スクエニは何故か

「うちは著作権侵害してねーよ(゚д゚)バーカ!」

って強気な姿勢。

逆にSNKプレイモアを「債務不存在確認請求訴訟」で提起しました。

スクエニ「債務不存在確認請求訴訟」

難しい漢字ですが、
簡単に「スクエニはSNKプレイモアの権利を侵害していない」というのを民事で証明するそうです。

色々取り調べを受けているスクエニですが、
もしこっちの訴訟が通ったら逆にSNKプレイモアがヤバイことに・・・。

といっても、スクエニに何か武器があるのかどうか、
そのほうが気になりますね。

あとがきっくす

因みにセガの許可も無断使用後だったそうですね。

セガも初めは抗議したそうですが、
とりあえずPR効果もあるんじゃないかということで許諾。

なんか色々疑わしいスクエニと、ヤクザみたいな対応のSNKプレイモア。

一般的には裁判ざたになっても最終的に「和解」という形が多いですが・・・
これは相当長期戦になりそうですね。

まあ個人的に早くハイスコアガールが読みたいですから、
復活して欲しいですけれどもね。

 

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