買収されていなかったら・・・と考える人も出てきそうですな🤔
ここしばらく、レイオフが話題になっているゲーム業界ですが、マイクロソフトさんが今回、
・ZeniMax Mediaさん
・Bethesda Softworksさん
の人員削減を実施・・・その結果、
・Tango Gameworksさん
・Arkane Austinさん
・Alpha Dog Gamesさん
・Roundhouse Studiosさん
の4つのスタジオが閉鎖されることとなったみたいですね。
しかも、昨年、マイクロソフトさんがこれらのスタジオを評価していた矢先の閉鎖ということで、ユーザーや業界関係者から強い批判を受けているみたいですね。
マイクロソフトがレイオフ。ベセスダ傘下のTango Gameworksなどを閉鎖へ
2024年1月末にも、ゲーム部門から1900人ほど大規模レイオフを実施したマイクロソフトさん。
その後、Xboxファーストパーティタイトルをマルチ展開する動きを見せ。
いろいろと調整を行っている最中だと思いますが、今回改めてレイオフを実施したみたいですね。
その対象はZeniMax Mediaさんと、その傘下であるBethesda Softworksさんで。
これらスタジオの人員削減によって、ベセスダさん傘下の
・Tango Gameworksさん（Hi-Fi Rushなど）
・Arkane Austinさん（Redfallなど）
・Alpha Dog Gamesさん（Mighty Doomなど）
・Roundhouse Studiosさん（The Elder Scrolls Onlineなど）
が閉鎖するという形になったみたいですな😥
一部のメンバーは他のスタジオに移籍するみたいですが、殆どは退職するとのこと。
タイトルとリソースの優先順位の再設定。ベセスダヒット作に投資する
今回のレイオフですが、マイクロソフトさんの話では、
タイトルとリソースの優先順位の再設定
ということで行われたようです。
今あるフランチャイズをさらに高めるにしても、新たなフランチャイズを考えるにしても、
成功に最も適した機会
を特定して、そこにリソースを投入し、どんどん成功を増やしていくことが先。
そのために、まずは1つ、ベセスダさんの大ヒットタイトルを中心に投資をしていく・・・という目的があるみたいですね。
「Starfield」が発売された今、次に動き出しているのはおそらく
The Elder Scrolls 6
になるのでしょう。
そして、その次には「Fallout5」あたりが動き出すのかな？
でも、今の人員だけでそれらを市場に投入するまでに、どれくらいの時間がかかるのか・・・。
おそらく、そこをマイクロソフトさんが気にして、今回のレイオフに踏み切ったのかもしれませんね🤔
Tango Gameworksなどを昨年評価。その評価と矛盾していると話題に
ということで、ビジネス的な話があって今回のレイオフは行われたわけですが。
ユーザーからしたら、買収した企業の人員をバンバン削減していくという姿に、ちょっと複雑な気持ちが出てきますよね😅
特に昨年、Tango Gameworksさんに対して、Xbox Games Marketing部門バイスプレジデントのAaron Greenbergさんがこんなポストを投稿していたようですな。
Hi-Fi RUSH was a break out hit for us and our players in all key measurements and expectations. We couldn’t be happier with what the team at Tango Gameworks delivered with this surprise release.
— Aaron Greenberg 🙅🏼♂️💚U (@aarongreenberg) April 21, 2023
Tango Gameworksさんの開発した「Hi-Fi RUSH」が、思っていた売上に届いていないのでは？という噂に対し、
Tango Gameworksさんの働きにこれ以上ないほど満足している
と発言。
また、Arkane Austinさんの「Redfall」も、アップデートやコンテンツ拡充をしていくとコメントしていたわけですが。
これも今回の閉鎖によってストップすることになります。
高く評価していたスタジオを閉鎖したということ、アップデートを続けていくというゲームも終了するということ・・・。
ユーザーや業界関係者からも期待していたことと真逆の話になってしまったということで、マイクロソフトさん側が批判を受けているみたいですね💦
まあ、そのままダラダラと続けてきたら共倒れしてしまう可能性があったのかもですし。
それを防ぐためのテコ入れなんだろうな、という考え方は分かるのですが・・・ちょっと寂しい話が続いていますな。
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・マイクロソフトさんが改めてレイオフを実施
・今回の対象はZeniMax MediaさんとBethesda Softworksさん
・人員削減に伴い、ベセスダ傘下の「Tango Gameworks」「Arkane Austin」「Alpha Dog Games」「Roundhouse Studios」が閉鎖へ
・今回のレイオフは「タイトルとリソースの優先順位の再設定」。主にベセスダヒット作へ投資
・ただ、昨年の評価から真逆の結果に、ユーザーや業界関係者から反感を買っている
という記事でした。
なんかこう、「後が無い」という感じにも思えますよね😅
仮にこれでヘマをしたときに、「ここまでレイオフしてダメだったの！？」という批判が今度は飛び交いそう。
もちろん、人気シリーズの発売を待ちわびているファンも多いでしょうから、ありがたい人もいるでしょうけれども。
今後マイクロソフトさんはどういった動き方になっていくのか、ちょっと気になる話だなと思いました。