むしろ、被害がそんなに膨らむまで気づかなかったほうが気になる・・・(;´Д`)
バンナムこと、バンダイナムコエンターテインメントさんが本日2023年1月18日、元従業員に対して民事訴訟を提起したそうですな。
その理由は
スマホなどのモバイル端末を4400台以上無断売却
していたため・・・約6億円の被害となったみたいですね。
今後は刑事告訴を行うことも検討しているみたい・・・はてさて、どうなるかな?
バンナムの元従業員が4400台以上のスマホなどを無断売却・・・その元従業員は端末管理者
2023年1月18日、バンナムさんが元従業員の不正行為に対して、民事訴訟を東京地方裁判所に提起したそうです。
その不正行為とは何かというと、
4,400台以上のスマホなどのモバイル端末を無断売却
していため・・・しかも、
2015年4月ごろから2022年4月ごろまで
の間に売却し続けていたそうですな(;´Д`)
なぜにそんな事が起きたのかというと、今回提起された元従業員はバンナムさんの
端末管理者
だったらしく、管理システムをイジることができたのでしょう。
どういったシステムなのか詳細は分かりませんが、バンナムさん側は2021年11月に「管理システムと実際のモバイル端末の数が合わない」ことに気付きます。
それで社内調査を行った結果、2022年4月に「元従業員が関与しているのでは?」という話になったみたいですね。
そして今回、提訴という形になったのですが・・・実行した元従業員が悪いにしても、バンナムさん側が
約7年間気づかず
というのも、それまた気になる部分ですよね(;´Д`)
モバイル端末の管理者は1人だけだったのかな・・・?
被害額は約6億円、刑事告訴も検討。再発防止も進めていくとのこと
ということで、4400台以上のスマホなどが売却されたバンナムさんは、
約6億円
の被害となったそうですな。
今回の民事訴訟では、その約6億円の損害賠償を求めるとのこと・・・ただ、今後はそれだけではなく
刑事告訴
も行うことを検討しているみたいですな。
とまあ、元従業員が民事訴訟で解決するのか、刑罰に科されるのかはこれからになるのですが。
それを見逃していた現在の取締役だけではなく、元取締役や直属の元管理者も報酬減額となるみたい。
ちなみに、バンナムさん曰く
2023年3月期の業績への影響は軽微
とのこと・・・まあ、太鼓の達人とか色々売れていますからね(;^ω^)
そして、再発防止についてももちろん強化されるとのことですが、今まではeラーニングや冊子などで勉強したり、憲章を制定することで
社員のコンプライアンス意識
を徹底してきたとのこと。
ただ、今回の不正行為が起きてしまったので、今後はコンプライアンス意識を強化するだけではなく。
外部専門家とともに業務プロセスの見直しや改善、内部統制体制の強化などを行っていくみたい。
まあ、人間どんなにコンプライアンスを意識していても、どこかで魔が差すとか羽目を外すとか簡単にしちゃいますからね(;´∀`)
「社員の意識」に任せる以外の形を作ったほうがいいのでしょうな。
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・バンナムさんの元従業員が4,400台以上(約6億円)のスマホなどモバイル端末を無断で売却
・元従業員は端末の管理をしていた人間
・期間は2015年4月ごろから2022年4月ごろまでの間
・2021年11月に管理システムと実物の端末の数に差異があることに気づく
・2022年4月に元従業員の関与を疑い、2023年1月18日民事訴訟を提起
・今後は刑事告訴を行うことも検討
・今までも社員のコンプライアンス意識を徹底はしていた
・今後は外部専門家も含めて再発防止を務めるとのこと
という記事でした。
変な話、4400台以上売却しても大丈夫なくらい、バンナムさんにはモバイル端末があるんですな(;´∀`)
仕事だけではなく、ゲームをテストするための端末もあるのでしょうね。
それにしても企業にとっては怖い話ですよね・・・大企業になればなるほど、目が届かない場所も出てくるでしょうし。
他の企業は大丈夫なのかもちょっと気になりますな。