実現したら、どこまで調整してくれるのか気になりますな(・∀・)
SIEさんが新たに、
プレイヤー能力に合わせて難易度を自動調整する技術
に関した特許を公開したそうですね。
技術自体は新しいものではないけれども、SIEさんの特許はそれをもっとブラッシュアップしているみたいです。
この技術により、ゲームが簡単すぎたり難しかったりで、「もういいや!」となる人を少しでも減らし、
より長くゲームを楽しんでもらう
という目的があるみたいですよ?
SIEがプレイヤー能力に合わせて難易度を自動調整する技術に関した特許を公開
今回SIEさんが公開したのは、
Adaptive Difficulty Calibration For Skills-Based Activities In Virtual Environments(仮想環境におけるスキルベースの活動のための適応難易度調整)
と呼ばれる特許。
プレイヤーがどのようにゲームをプレイしているのかを監視し、ゲームの難易度を自動調整する技術となるみたいですね(・∀・)
技術に関する詳しい内容はちょっと難しくて分からないのですが・・・とりあえず
・難しくてイライラする
・簡単すぎて飽きる
というような状況を回避して、プレイヤーがより長くゲームに没頭できる仕組みを作るみたいです。
難易度選択が必要なく、ゲームをプレイしていればリアルタイムに難易度が調整される・・・調整のタイミングやレベルの範囲によりそうですが、快適に遊べるようにはなるのでしょうな。
数年前からSBMM(スキルベースマッチメイキング)やEOMM(エンゲージメント最適化マッチメイキング)といった技術が存在
ちなみに、今回のSIEさんの特許は真新しい技術ではなく、すでに実用化されている技術は存在します・・・それが
・SBMM(スキルベースマッチメイキング)
・EOMM(エンゲージメント最適化マッチメイキング)
といった技術ですな(・∀・)
これらはオンラインマッチングの技術でして、ApexやCoDなどに導入されていると言われていますが、簡単いえば、
同じくらいのレベルの人たちがマッチングしやすくなる技術
ですな。
なので、「その人のプレイ状況によってレベル調整が行われる」ということは以前から行われてはいるのですが。
SIEさんの今回の特許は、「難易度がリアルタイムに調整される」ということなので、おそらく
シングルプレイ
でも適用される技術なのかなと思います。
まあ、マルチプレイでも適用できるのかもしれませんが・・・いずれにせよ、今までの技術よりも
もっと細かいプレイヤー能力を把握できる
のでしょう(・∀・)
ただ、実装するためにはソフト開発側の協力も必要になりそうですが、そこがどうなるのか気になるところ。
ちょっと面白い仕組みだとは思いますので、今後どのような展開を見せるのか楽しみですね!
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・SIEさんが「プレイヤー能力に合わせて難易度を自動調整する技術に関した特許」を公開
・正式には「Adaptive Difficulty Calibration For Skills-Based Activities In Virtual Environments(仮想環境におけるスキルベースの活動のための適応難易度調整)」という特許
・難しくてイライラする、簡単すぎて飽きるといった状況を回避して、長くプレイしてもらうことを目指す
・プレイヤーのスキルに合わせてオンラインマッチングを行うSBMM、EOMMといった技術はある
・SIEさんの特許が、それらの技術とどう違うのか気になるところ
という記事でした。
面白そうな技術ではありますが、個人的には従来の難易度設定も残しておいてほしい気持ちもあったり(;^ω^)
もし自動調整されるとなったら、高難易度をプレイしないと手に入らないアイテムをゲットしたときの快感とか、そういうのは得られなくなる可能性はあるのですよね?
なんかそれはそれで寂しい気もするなと・・・。
でも、どれくらいの頻度で難易度調整が行われるのか、どれくらい簡単になるのかなどは気になるところです!