そもそも、そんなことができるのですな・・・PC版以外でも起きていることなのかな?
2023年6月2日の発売を控えているシリーズ最新作
「ストリートファイター6」
ですけれども、現在は誰でもプレイできる体験版が配信されていますよね?
そんな体験版の前には、選ばれた人が「限定された時間だけ」プレイできた
クローズドβテスト
が配信されたわけですが。
そのクローズドβテスト版「ストリートファイター6」を改ざんして、
無期限に遊べる
ようにしたクラック版が存在するらしく。
今回カプコンさんは、そのクラック版「ストリートファイター6」について声明を出し
厳選な処罰をする
と告知しました。
でもこの処罰・・・大会に出ない人はどうなるんだろう?
クローズドβテスト版「ストリートファイター6」を改ざんした「クラック版」が存在する模様
2022年10月と12月の2回実施された、「ストリートファイター6」のクローズドβテストですけれども。
このクローズドβテストは、
72時間
という期間が設けられていまして、本来その期間が過ぎたらプレイできなくなるソフトなのですが。
世の中には、このクローズドβテスト版「ストリートファイター6」を
改ざん
して、無期限でプレイしているユーザーがいるらしく、問題になっているそうですな(;´Д`)
そもそも、「改ざん」する事自体がよろしくないのですが・・・それに加えて問題視されているのが、
8人のキャラクターをトレーニングモードなどで練習できる
という部分なんだとか。
これ、どういう影響があるかというと・・・?
クローズドβテスト版と体験版「ストリートファイター6」の違い。大会も含め「不公平」に繋がることを懸念
現在配信されている体験版「ストリートファイター6」・・・自分もプレイしてみましたが。
この体験版「ストリートファイター6」では、プレイアブルキャラクターは
ルークとリュウの2人のみ
でして、遊べるモードも、
・新たに追加された「ワールドツアー」の一部
・初級の「チュートリアル」
・プレイアブル2人の「キャラクターガイド」
・CPUかプレイヤーとのオフライン対戦
・特殊なルールで対戦する「エクストリームバトル」の一部
に絞られています。
対してクローズドβテスト版「ストリートファイター6」は、プレイしたことがないので詳細は分からないのですが(汗)
少なくとも、体験版「ストリートファイター6」より6人も多い
8人のプレイアブルキャラクター
を使うことができ、更に体験版では解放されていない
トレーニングモード
もプレイすることができたそうですね。
つまり、本来は体験版「ストリートファイター6」でしかプレイできない状況なので、2人のキャラクターしか練習できないのに対し。
クローズドβテストを改ざんしたクラック版「ストリートファイター6」では、
体験版では練習できないキャラクターを動かせる
わけで、その時点で体験版しかプレイできないユーザーよりもアドバンテージを得ることができ、
不公平
に繋がることになります。
この「不公平なアドバンテージ」・・・百歩譲って身内だけのプレイとか、ただオンライン対戦を楽しむくらいならば、まだ大きな問題にならないのかもしれませんが。
賞金などが絡んでくる
大会
となると話は大きく変わってきますよね?
仮に2022年12月のクローズドβテストを改ざんしてプレイしているとなれば、製品版が発売されるまでの
6ヶ月
も練習が出来るわけですから、それだけで大きな差が生まれる可能性があるのは一目瞭然。
そのため、プロゲーマーや一般プレイヤーたちが「問題だ!」と声を上げているわけですな・・・。
カプコンがクラック版の所持、または利用者は「ストリートファイター関連の大会」への無期限出場停止を告知
ということがあって今回、カプコンさんはこういった声明を出しました。
『STREET FIGHTER 6』クローズドベータテストのソフトウェア改ざんに関する重要なお知らせ pic.twitter.com/f6RiTKjrHx
— CAPCOM eSports (@CAPCOM_eSports) April 28, 2023
この声明が公開された後も、クラック版「ストリートファイター6」を所持、または利用しているユーザーが確認できた場合、
カプコンさんが関わる「ストリートファイター関連の大会」への無期限出場停止
という処分を下すそうですな。
「ストリートファイター関連の大会」と言っているので、おそらく「ストリートファイター6」に関わらず、
ストリートファイターシリーズの大会に出られなくなる
のかなと思ったのですが、実際はどうなんでしょ?
ただ、カプコンさんが次回開催する公式世界大会、
CAPCOM Pro Tour 2023|CAPCOM CUP X
では「ストリートファイター6」が採用されるとのことなので・・・少なくとも、この大会には出られなくなるのでしょう。
まあ、今後も「遊びとしてプレイする」つもりのユーザーならば、この処罰はあまり痛くない気がしますが。
プロゲーマーを目指しているとか、すでにプロゲーマーとして大会に出ている人にとっては厳しい処罰なのかな?
でも、どうやって問題のユーザーを見つけるんだろうね・・・というか、今回の話もどうやって発覚したんだろう(;・∀・)
動画配信とかでプレイしていたユーザーがいたみたいな感じならば、結局隠れて練習できちゃうでしょうし・・・。
なんか「ストリートファイター6」に限らず、
e-Sportが当たり前となったゲーム業界
で大きな課題になりそうな問題にも思えますね。
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・2022年10月と12月に「ストリートファイター6」のクローズドβテストが開催された
・クローズドβテストは本来「72時間」という期間が設けられていた
・それを改ざんし、無期限でプレイできるようにしたクラック版が問題となっている
・更にそのクラック版は、正規では使用できないプレイアブルキャラクターで練習ができてしまう
・この練習による差が、大会に大きな影響を与えるのではないかと問題視されている
・カプコンさんが声明を出し「ストリートファイター関連の大会への無期限出場停止」を告知
という記事でした。
6ヶ月くらい練習できるって、たしかに大きな差になりますよね・・・。
ましてや、CAPCOM CUP Xの優勝賞金は日本円で「1億円以上」になるわけですし、ズルしてでも勝つことを考える人もいそう。
製品版が発売されるまで残り1ヶ月ほどですが、どうなるのかなぁ?