比較的自由だと思われていたアメリカでも「禁止しろ!」って騒がれるレベルになってきているんだね(;´Д`)
ゲームで強くなるために!勝つために!と、ルートボックス・・・いわゆるガチャや課金を行う人はいると思いますが。
アメリカ上院議員のジョッシュ・ホーリーさんが、これらを禁止する新法案を発表したみたいですぜ?
ルートボックス(ガチャ)や課金でゲームが有利になる「Pay to Win」を禁止する新法案を発表
早速ですが、今回アメリカ上院議員のジョッシュ・ホーリーさんという方が、
ルートボックス(ガチャ)や、課金でゲームが有利になる「Pay to Win」を禁止する
という新法案を発表しました。
Video game companies are using “pay-to-win” and “loot box” systems to addict children to their games and spend their parents money. The industry needs to be upfront about their role in America’s growing addiction economy & stop practices that exploit kids https://t.co/05AaGbojY8
— Josh Hawley (@HawleyMO) May 8, 2019
どの国でも、ルートボックスや課金というものは問題視されていますが。
ここ数年で一番話題になったのが、EAさんの「スターウォーズ バトルフロント2」でしたな。
「スターウォーズ バトルフロント2」では、ルートボックス・・・いわゆるガチャが存在し、そのガチャの結果によって得られたアイテムを使用することで、キャラクターを強化できるというシステムになっていました。
このルートボックスは一応、ゲーム内通貨でも遊ぶことはできたようですが・・・「課金でもガチャができちゃう」っていうことが問題になっていましたよね。
なんていったって、金をかければかけるほど、キャラクターを強化できるわけですからね(;^ω^)
ゲーム内通貨で頑張ろうとしていた人にとっては、アホらしいシステムになっているわけで。
結果、ルートボックスが一時停止となりましたな。
日本では、この問題が起きる前から、すでにガチャや課金の問題性を指摘されていましたが。
ここしばらく、メジャーなゲームでも普通に導入するようになったもんだから、世界的に問題視されるようになってきましたね(;´∀`)
てか、最近配信されているバトロワゲーとかは、ほぼ当てはまりますな(笑)
特に未成年のルートボックス(ガチャ)や課金が危うい・・・それを未然に防ぐための新法案
ということで、ルートボックス(ガチャ)や課金による「Pay to Win」は問題だ!と世界的に騒がれているのですが。
金持ちがガンガン金を使ってガチャをするとかだったら、ゲームバランスが大きく崩れるようなものでなければ、そんなに問題にならないでしょうし。
いい大人がガチャや課金をして借金につながるっていう話は、そりゃあ自己管理が下手すぎるか、病気かもしれないから病院に連れて行こう・・・っていう話になると思うのですが。
ただ、ここで問題なのが、
未成年
が、このルートボックスや課金に、どっぷりハマってしまうということ。
今回のジョッシュ・ホーリーさんの新法案は、この「未成年」から金を搾取するようなルートボックスやPay to Winといったシステムを禁止する・・・という法案になっています。
ジョッシュ・ホーリーさんの話では、「ゲーム会社は金銭的な感覚が養われていない子どもから金を搾取するように仕向けている!」とのこと。
確かに、子どもの頃って金の価値をイマイチわかっていなかったですよね・・・まあ、しっかり教えているご家庭もあるかもしれませんが(;^ω^)
価値がわからないから、単純に「強くなりたい!」「勝ちたい!」っていう衝動に駆られて、ポンポンとお金を使ってしまうわけで・・・。
でも、今は「ペアレンタルコントロール」なんてシステムもありますし、対策できるんじゃない?って思うところもありますが。
ただ、よくよく考えてみると、
いつ、どこでゲームをプレイするのかがわからない・
っていうのがちょっと怖かったりもしますな。
例えば、親のスマホを使ってゲームをプレイしていたとか・・・わざわざ親側は自分のスマホにペアレンタルコントロールをするわけではないでしょうからね。
目の届く範囲だったら問題ないかもしれませんが、ママ友と会話に夢中になっている間に課金しまくっていた、なんてこともありえるわけですし(;´Д`)
中には、「自分の家は全部のゲーム機にペアレンタルコントロールかけているし、スマホも貸さない!」っていう親御さんもいるかもしれませんが。
でも、もしも友達の家に遊びに行かせて、その友達の家がペアレンタルコントロールとか気にしていなければ、そこでも課金できる可能性があるわけですからね。
そういった厳密に考えてしまうと、確かに、機器の設定で制限するというより、作品からルートボックスや課金を消す・・・のほうが安全になりますわな。
とはいえ、何かしら課金するにはパスワードの入力なども必要ですから、それでも子どもがガンガン課金しちゃうとなると、それは親御さんにも問題がありそうですけれどもね(;´∀`)
あとがきっくす
まあ、海外はどうかわかりませんが、YouTuberがガチャで盛り上がる動画も結構あるので、それに影響されて自分もやりたい!ってなる子どもは少なからずいるでしょうな。
ただ、それを防ぐのは、ゲームのシステム云々っていうより、やっぱり子どもの周囲の人間な気がしますな(;´∀`)
変な話、課金とかを禁止したからといって、健全な道に進むとは限らないわけですし。
勿論、子どもの射幸心に影響するものには変わらないので、しっかり対策できる部分はしたほうがいいですけれどもね。