ゴールド免許みたいな要素があったら、それはそれで違反が少なくなりそうだけれどもね(笑)
マイクロソフトさんは8月16日、Xboxプラットフォームのオンライン上における悪質プレイヤーを取り締まるための新システム
「Enforcement Strike System」
を発表しました。
運転免許証のように、違反点数によってペナルティが重くなる仕組み・・・どれくらいの悪質プレイヤーを排除することができるかな!?
悪質プレイヤーを取り締まるXboxの新システム「Enforcement Strike System」が発表
マイクロソフトさんが今回発表したのは
「Enforcement Strike System」
という新システム。
Enforcementは「執行」、Strikeは「攻撃」という意味もあるので、「他者への攻撃に対して執行を行うシステム」という感じなのかな?
この「Enforcement Strike System」では、運転免許証のような仕組みが採用されていまして・・・まず、新システムが導入されたあとは、
Strike
という指標がすべてのプレイヤーに付与されます。
Strikeは最初「0」の状態からスタートするわけですが、オンライン上で不適切な行動、言動を行った場合、
違反点数
が付与。
その違反点数が累積していくごとに、与えられるペナルティがドンドン重くなっていきまして、最終的には
1年間オンライン利用不可
というペナルティが与えられるそうですな(;^ω^)
もちろん、そうなった場合でもシングルプレイは遊べますし、オンライン上でソフト購入をすることはできるみたいですが。
省かれることには変わらないのでしっかりと注意しましょう。
チートや言動の種類によって違反点数は高くなる。一度付与されると6ヶ月は消えない
そんな「Enforcement Strike System」・・・具体的にどんな違反があるのかというと、
・チートや口汚い言葉 → Strike 1点付与
・性的に不適切な言動やハラスメント、いじめ行為 → Strike 2点付与
・ヘイトスピーチ → Strike 3点付与
と、内容によって違反点数は高くなっていきます。
この違反点数(Strike)は、付与された瞬間から
6ヶ月
残り続けるそうで、その6ヶ月の間に新たな違反がなければ消えるみたいですが。
逆に6ヶ月の中でまた違反を起こしてしまうと、Strikeが累積されるだけではなく、改めて6ヶ月という期間からスタートになります。
ちなみに、違反点数(Strike)は最大8点まで累積されまして、1点でも違反点数(Strike)があれば、
・メッセージ機能
・パーティ機能
・パーティチャット
・マルチプレイ
などのソーシャル機能が利用停止となるみたいですね。
違反点数(Strike)に対する利用停止日数は以下の通り。
・1〜2点 → 1日
・3点 → 3日
・4点 → 7日
・5点 → 14日
・6点 → 21日
・7点 → 60日
・8点 → 365日
通報によってセーフティチームが検証。大量通報でも不正確ならば取り締まりしないとのこと
ちなみに、発言した瞬間に違反点数(Strike)が付与されるかというと、そうではなく。
その悪質プレイヤーの発言に対して、嫌な思いをした人が通報することで、初めて
Xboxのセーフティチーム
が言動の検証を行いまして。
結果、悪質だと判断されたら違反点数(Strike)が付与される仕組みになっているんだとか。
なので、中には
こいつムカつくから通報しまくってやる!
というやからもいると思いますが・・・仮に大量の通報があったとしても、セーフティチームが内容を確認。
それで不正確だと判断されたら、違反点数(Strike)は付与されることはないみたいですね。
「Enforcement Strike System」自体が悪用されるのでは?と思った人もいるかもですが、とりあえずは安心なのかなと(;^ω^)
「Enforcement Strike System」の導入がいつになるのかはまだ分かりませんが、気持ちよくオンラインプレイできるようになる日は近いかもですね!
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・マイクロソフトが悪質プレイヤーを取り締まるXboxの新システム「Enforcement Strike System」を発表
・「Enforcement Strike System」は不適切な行動、言動によって違反点数(Strike)を付与していく
・「チートや口汚い言葉で1点」「性的に不適切な言動やハラスメント、いじめ行為で2点」「ヘイトスピーチで3点」付与
・違反点数が付与されることで、ソーシャル機能が利用停止に
・悪質だと思ったことに対して通報し、それをセーフティチームが検証することで違反点数(Strike)が付与されるかされないかが決まる
・仮に大量の通報を行ったとしても、不確定な場合は違反点数(Strike)は付与されない
という記事でした。
マイクロソフトさんの話では、従来の通報システムでも何かしらの処分を受けたプレイヤーは、1%未満だそうですね。
更にその中で2回目の処分を受けたプレイヤーは、0.3%くらいになっていたんだとか。
なので、元々凄い悪質プレイヤーが多いわけではないのかもしれませんが、今回の新システムでより減らすことができるのかは気になるところ(・∀・)
PSプラットフォームでもこういった対策を強化していますが、いつの日かどのプラットフォームでも問題なくオンラインで楽しめる日が来るのか、楽しみですね!