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CBT版「ストリートファイター6」の改ざんに対してカプコンが声明。所持や利用者は大会出場停止などの処罰が。

2023年4月29日

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そもそも、そんなことができるのですな・・・PC版以外でも起きていることなのかな?

2023年6月2日の発売を控えているシリーズ最新作

ストリートファイター6

ですけれども、現在は誰でもプレイできる体験版が配信されていますよね?

そんな体験版の前には、選ばれた人が「限定された時間だけ」プレイできた

クローズドβテスト

が配信されたわけですが。

そのクローズドβテスト版「ストリートファイター6」を改ざんして、

無期限に遊べる

ようにしたクラック版が存在するらしく。

今回カプコンさんは、そのクラック版「ストリートファイター6」について声明を出し

厳選な処罰をする

と告知しました。

でもこの処罰・・・大会に出ない人はどうなるんだろう?


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クローズドβテスト版「ストリートファイター6」を改ざんした「クラック版」が存在する模様

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2022年10月と12月の2回実施された、「ストリートファイター6」のクローズドβテストですけれども。

このクローズドβテストは、

72時間

という期間が設けられていまして、本来その期間が過ぎたらプレイできなくなるソフトなのですが。

世の中には、このクローズドβテスト版「ストリートファイター6」を

改ざん

して、無期限でプレイしているユーザーがいるらしく、問題になっているそうですな(;´Д`)

そもそも、「改ざん」する事自体がよろしくないのですが・・・それに加えて問題視されているのが、

8人のキャラクターをトレーニングモードなどで練習できる

という部分なんだとか。

これ、どういう影響があるかというと・・・?


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クローズドβテスト版と体験版「ストリートファイター6」の違い。大会も含め「不公平」に繋がることを懸念

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現在配信されている体験版「ストリートファイター6」・・・自分もプレイしてみましたが。

この体験版「ストリートファイター6」では、プレイアブルキャラクターは

ルークとリュウの2人のみ

でして、遊べるモードも、

・新たに追加された「ワールドツアー」の一部
・初級の「チュートリアル」
・プレイアブル2人の「キャラクターガイド」
・CPUかプレイヤーとのオフライン対戦
・特殊なルールで対戦する「エクストリームバトル」の一部

に絞られています。

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対してクローズドβテスト版「ストリートファイター6」は、プレイしたことがないので詳細は分からないのですが(汗)

少なくとも、体験版「ストリートファイター6」より6人も多い

8人のプレイアブルキャラクター

を使うことができ、更に体験版では解放されていない

トレーニングモード

もプレイすることができたそうですね。

kuro.jpg

つまり、本来は体験版「ストリートファイター6」でしかプレイできない状況なので、2人のキャラクターしか練習できないのに対し。

クローズドβテストを改ざんしたクラック版「ストリートファイター6」では、

体験版では練習できないキャラクターを動かせる

わけで、その時点で体験版しかプレイできないユーザーよりもアドバンテージを得ることができ、

不公平

に繋がることになります。

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この「不公平なアドバンテージ」・・・百歩譲って身内だけのプレイとか、ただオンライン対戦を楽しむくらいならば、まだ大きな問題にならないのかもしれませんが。

賞金などが絡んでくる

大会

となると話は大きく変わってきますよね?

仮に2022年12月のクローズドβテストを改ざんしてプレイしているとなれば、製品版が発売されるまでの

6ヶ月

も練習が出来るわけですから、それだけで大きな差が生まれる可能性があるのは一目瞭然。

そのため、プロゲーマーや一般プレイヤーたちが「問題だ!」と声を上げているわけですな・・・。


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カプコンがクラック版の所持、または利用者は「ストリートファイター関連の大会」への無期限出場停止を告知

ということがあって今回、カプコンさんはこういった声明を出しました。

この声明が公開された後も、クラック版「ストリートファイター6」を所持、または利用しているユーザーが確認できた場合、

カプコンさんが関わる「ストリートファイター関連の大会」への無期限出場停止

という処分を下すそうですな。

「ストリートファイター関連の大会」と言っているので、おそらく「ストリートファイター6」に関わらず、

ストリートファイターシリーズの大会に出られなくなる

のかなと思ったのですが、実際はどうなんでしょ?

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ただ、カプコンさんが次回開催する公式世界大会、

CAPCOM Pro Tour 2023|CAPCOM CUP X

では「ストリートファイター6」が採用されるとのことなので・・・少なくとも、この大会には出られなくなるのでしょう。

まあ、今後も「遊びとしてプレイする」つもりのユーザーならば、この処罰はあまり痛くない気がしますが。

プロゲーマーを目指しているとか、すでにプロゲーマーとして大会に出ている人にとっては厳しい処罰なのかな?

でも、どうやって問題のユーザーを見つけるんだろうね・・・というか、今回の話もどうやって発覚したんだろう(;・∀・)

動画配信とかでプレイしていたユーザーがいたみたいな感じならば、結局隠れて練習できちゃうでしょうし・・・。

なんか「ストリートファイター6」に限らず、

e-Sportが当たり前となったゲーム業界

で大きな課題になりそうな問題にも思えますね。

あとがきっくす

ということで今回のまとめ・・・

・2022年10月と12月に「ストリートファイター6」のクローズドβテストが開催された
・クローズドβテストは本来「72時間」という期間が設けられていた
・それを改ざんし、無期限でプレイできるようにしたクラック版が問題となっている
・更にそのクラック版は、正規では使用できないプレイアブルキャラクターで練習ができてしまう
・この練習による差が、大会に大きな影響を与えるのではないかと問題視されている
・カプコンさんが声明を出し「ストリートファイター関連の大会への無期限出場停止」を告知

という記事でした。

6ヶ月くらい練習できるって、たしかに大きな差になりますよね・・・。

ましてや、CAPCOM CUP Xの優勝賞金は日本円で「1億円以上」になるわけですし、ズルしてでも勝つことを考える人もいそう。

製品版が発売されるまで残り1ヶ月ほどですが、どうなるのかなぁ?

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