日本の企業はグループ企業だったり、別業界に手を広げていたりするため買収しにくいとマイクロソフトさんが言っていましたが・・・逆にいえば、そうじゃない企業は買収されやすいってことなんだろうね(;´∀`)
以前、サウジアラビアの企業であるEGDCさんに買収されたことが報道されていた
SNKさん
ですけれども。
そこから更に株式を取得していたことが明らかになりましたぜ?
サウジアラビアメインになることで、今後のSNK作品にどう影響するのか気になるところですな。
サウジアラビアの企業に買収されたSNK
さて、2020年頃に話が出てきていましたが。
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が設立した、MiSK財団(Mohammed bin Salman Foundation)。
その財団が所有する企業
EGDC(Electronic Gaming Development Company)
が、SNKさんを買収したという報道がされていましたな。
この買収の意図としては、一番は
サウジアラビアの若者たちが自発的に活躍する場を作る
ためとのことで。
特に「アニメやゲーム分野の人材育成」が活発になっているらしく、今回もその戦略の1つとのこと。
その中でSNKさんを選んだのは、ゲーム分野において革新的な知的財産を保有しており。
今後もビデオゲーム産業の成長に伴って、その能力を発揮できると考えたからみたいですな(・∀・)
ということで、その2020年末時点では、SNKさんの株式の
33.3%
を取得し、その時点で筆頭株主となりましたな。
ちなみに、株式33.3%を取得する際の投資額は
約268億円(8億1300万サウジアラビア・リヤル)
だったみたいですな( ・`ω・´)
そこからさらに拡大し株式96.18%を取得
そんなEGDCさんですけれども、2021年くらいには
51%
くらいに持ち株比率を引き上げるような話をしていましたが。
2022年2月の発表によると、
96.18%
まで持ち株比率が引き上げられていたそうですな(;^ω^)
ということで、ほぼEGDCさんの企業の1つになりつつありまして、役員にもMiSK財団から数人が任命されているみたいですね。
今後どう動いていくのかはまだわかりませんけれども・・・昔から中東系のキャラクターは
悪役
にされることが多く、このイメージを払拭したい!という考えがあると、別の記事で紹介されていましたので。
おそらく、中東系のキャラクターが増えたり、ストーリーも中東寄りなモノが増える可能性はありそうですね(;^ω^)
ちなみに、KOFでも14でナジュドがDLCで追加されましたが。
そういえば、KOF15には出てきていませんな・・・これから追加されていくのかな?
他にも餓狼伝説や龍虎の拳、サムライスピリッツやメタルスラッグなどなどいろんなIPがありますからね(・∀・)
今後どうなっていくのかちょっと楽しみですな!
あとがきっくす
日本企業が海外企業に買収されるというのはちょっと寂しいところがありますが・・・全く活用されなくなるよりはいいのかな(;^ω^)?
ちなみに、MiSK財団以外でも、サウジアラビアの政府系ファンドがカプコンさんだったり、ネクソンさんだったりの株式を少しずつ取得しているみたい。
もちろん日本企業だけではなく、EAさんやTake-Twoさんなどの海外企業の株式も取得しているところもあるみたいですから、今後どこまでサウジアラビアが拡大していくのか気になるところですな(・∀・)