スペックも大事でしょうけれども、「1つの機種に集中して開発できる」ということも大きい要素なのでしょうね(・∀・)
スクエニの吉田直樹さんたちが開発するシリーズ最新作
「ファイナルファンタジー16」
ですけれども、先日予定通りマスターアップしたことが発表されましたな。
これで、よほどの問題が起きなければ、発売日である2023年6月22日に発売されることになるわけですが。
海外メディアのインタビューにて、ディレクターを務めた高井浩さんが
予定通りマスターアップできたのはPS5のおかげ
というようなコメントをしていたと話題になっています。
おそらく、PCでもPS5以上のスペックになるように組むことは可能なのでしょうけれども、ただスペックが高いというだけではなく、
上手く噛み合う
ことも重要になるのでしょうね。
「ファイナルファンタジー16」が予定通りマスターアップ。PS5のメモリやSSDがなければ今も開発中だった?
さて、吉田直樹さんが上に立ち開発がスタートした
「ファイナルファンタジー16」
という作品。
FFシリーズとしては久しぶりのファンタジーモノになるということ。
そして、今までの実績がある吉田直樹さんが絡んでいるということもあり、かなり期待されているタイトルですが。
先日、無事マスターアップしたことを発表していましたな。
なので、相当大きな問題が起きない限り、延期もなく2023年6月22日に発売されることでしょう。
で、とりあえず現状は、
PS5独占(半年の時限独占)
という形で発売されることも確定していますね。
なので、PS5を持っていない人は「違うプラットフォームで発売を!」と考えてしまうと思うのですが(;´∀`)
ただ、「ファイナルファンタジー16」のディレクターを務めた高井浩さんの話では、
PS5のメモリとSSDの転送速度があったから予定通り開発できた
とのこと・・・逆にそれがなければ
今も開発中だった
らしいですね(・o・)
ユーザー目線で見ると「自分の持っているプラットフォームで発売を」となるわけですが。
開発者目線では、やっぱり
1機種に絞って開発する
という方がやりやすく・・・更にPS5という機種が
思っていた通りに開発できるスペック
を持っていたため、今回のように予定通りマスターアップできたのでしょう。
他社でもPS5のアーキテクチャの評価は高い。ただスペックが高いことがいいわけでもない?
さて、ここで気になるのが、仮に他のプラットフォーム独占で開発していたらとか。
マルチで開発していたらどうなっていたのか・・・という話なのですが。
実は他社でも、
PS5のアーキテクチャ(設計方法、システムの構造)の評価
は高く、例えばEpic Gamesさんは
PCの効率を遥かに凌駕している
とまで語っていたそうですね。
素人目線で見たら、
PS5よりもスペックが高いPCもあるのでは?
と考えてしまうのですが。
開発側として見たら、「スペックが高い = 開発しやすい」というわけではないのでしょうね。
性能を求めたPCとなると、色んなメーカーのパーツを組み合わせて作るわけですから、相性が合わない場合もあるわけで。
対して、SIEさんは一貫してPS5を作っているわけですから、
性能が噛み合う
ということに繋がって、それが開発しやすい状況になっている・・・のかなと。
まあ、自分が開発している人間ではないので、あくまで憶測になってしまいますが。
吉田直樹さんが、半年後にPC版「ファイナルファンタジー16」が発売されるという噂に反応した時も
一筋縄では行かない
と言っていましたから、数値だけでは分からない扱いやすさがPS5にはあるのでしょうな(・∀・)
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・「ファイナルファンタジー16」がマスターアップ。発売延期もなし
・無事マスターアップできたのはPS5のメモリやSSDの転送速度があったから?
・逆にそれがなければ、まだ開発中だったかもしれないとのこと
・PS5よりスペックの高いPCは存在するが、それでも開発しやすいのはPS5なのは気になるところ
という記事でした。
こういう話を見ると、やっぱりユーザーがハードに求める要素と、開発者が求める要素が違うんだなと思いますね。
メーカーは違いますが、カプコンさんもバイオハザードを発売するプラットフォームを絞るかも?という憶測が生まれていますし。
それだけ「マルチに発売する」というのは手間がかかることなのでしょうな。
でもまあ、とりあえず「ファイナルファンタジー16」に関しては無事マスターアップしましたし、どんなゲームになるのか楽しみですね!