この問題って、PCでも発生する可能性があるのかな?!
ここ最近、CPUのグリスとして
液体金属
というものが登場し、PS5のAPU(CPUとGPUの機能を一つにしたAMD製品)にも、その液体金属が採用されているのですが。
今回の話では、PS5を縦置きすることで、
液体金属が漏れる
という問題が起きているそうですね(;´Д`)
修理業者曰く、PS5は
横置きを推奨
しているみたいですぜ?
PS5を縦置きにすると故障リスクが上がるらしい
2022年末頃から、日本でも手に入りやすくなってきたPS5ですけれども。
このPS5の起き方として「縦置き」「横置き」が可能になっていますよね?
なので、自分の部屋の環境に合わせてPS5を設置していると思いますが・・・ここに来て海外の修理業者が
PS5の縦置きは故障リスクが上がる
と指摘しています。
その原因が、PS5のAPUに使用されている
液体金属
だそうで。
プロセッサとヒートシンクの間には、その液体金属が漏れないようにシールが施されているのですけれども。
このシールが何かしらの要因で破れることがあるらしく、縦置きにするとその破れたところから
液体金属が漏れる
ということになるみたいですね(;´Д`)
で、液体金属が漏れるとどうなるのかというと、冷却性能が落ちるのはまだいいとして。
その液体金属が
他の部品に流れる
ということが発生してしまい、その場合は故障につながる可能性が出てくるそうですな。
ちなみに、この液体金属の漏れは1件2件というわけではなく、
複数発生している
とのことなので、「PS5が故障した」という経験をした人は、もしかしたらこの可能性があるのかもしれません。
SIEから声明があるまでPS5は「横置き」で使うことを推奨
とまあ、なかなかに深刻な問題だと思いますが、今回の話はあくまで修理業者の話で、SIEさんからは特に声明はありません。
ただ、問題が発生する、しない関わらず、
縦置きにすると液体金属が基板を流れる可能性がある
ということを考えたら、
横置き
でPS5を使用しておいたほうが、仮に問題が起きても防げるかもしれない・・・ということを修理業者が推奨しています。
横置きならば、シールが破れてしまったとしても、液体金属が留まっていられる可能性が高いと。
ただ、「壊れている」ということには変わらないので、そこがどうなのかは気になるところですが(;^ω^)
他の部品に液体金属が流れるという最悪の事態は、横置きのほうが免れやすいのでしょうね。
ちなみに、この液体金属が漏れる問題は、通常版、デジタルエディションどちらも可能性があるとのことなので。
もしPS5を手に入れて、縦置きで長時間使用しているという人は、できるならば横置きにしたほうがいいかもしれませんね。
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・PS5のAPUに使用されている「液体金属」が漏れる可能性がある
・縦置きの場合、その液体金属が他の部品に流れてしまう可能性も
・それを留めるために、横置きで使用することを修理業者が推奨
という記事でした。
シリコングリスならばそこに固まっているわけですから、こういった問題が起きなかったのですけれども。
今回はPS5の話ですけれども、今後PCでも液体金属グリスが当たり前になったら、同じような問題が発生する可能性があるってことですよね・・・。
ノートPCとか、持ち運びするときに縦横斜めに動くでしょうし、それがどう影響するのか気になるところ(;^ω^)
熱伝導率はめっちゃいいんでしょうけれどもねー・・・難しいところですな。