ゲームは子どもが遊ぶものと思われているうちは、日本では難しいだろうなぁ(;´∀`)
任天堂さんが発売をする「ニンテンドーラボ」ですけれども、まずはニューヨークの子どもたちに配布することを発表しました!
更に、将来的には全米100の小学校にニンテンドーラボだけではなく、ニンテンドースイッチも配布する予定みたいですぜ!?
なんか、大規模な話になってきましたな(笑)
任天堂が米国の小学校にニンテンドーラボを配布・・・STEAM教育の一環として
さて、任天堂さんのニンテンドーラボは、ゲームとしては物足りない感はあるかもしれませんが。
自分で組み立てて、自分でプログラムを組み合わせて、そして自分なりの遊びを作るという流れは、子どもだけではなく大人も勉強になる部分があります。
てなわけで任天堂さん・・・「遊びの中から学ぶ」ということで、ニューヨークの非営利団体「Institute of Play」の協力のもと、ニューヨークの小学校に通う8歳から11歳までの子どもたち2000人分のニンテンドーラボを配布するそうです(・∀・)
その後、このプログラムの成果を検討した上で、いい感じだったら
全米100の小学校
に、ニンテンドーラボのほか、それを動かすニンテンドースイッチも配布するみたいですぜ!?
勉強にもなるし、任天堂さんの宣伝にもなっていいですな(笑)
STEAM教育の一環ということで、教師向けのガイドブックが配布されるそうですが、この教師向けガイドブックは、誰でも無料で手に入れることができるとのこと。
サンプルレッスンや、STEAM教育として授業に組み込むための手引きが記載されているみたいですね。
まあ、日本の教育機関では難しいかもしれませんが、個人でこのガイドブックを手に入れて、任天堂さんに許可をとって、ボランティアとかでやってみても面白そうですな( ´ ▽ ` )
最近話題になっているSTEAM教育ってなに?
最近、日本でもSTEAM教育というものが話題になっていますが、もともとは米国で理数系人材の教育に力を入れる動きでした。
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Arts(芸術)
Mathematics(数学)の頭文字をとってSTEAMと呼ばれています。
VilveさんのSteamとは違いますよ?(笑)
なんでまた、STEAM教育が話題になっているのかというと、今後AIが発達することで、人間の仕事が半分以上が取って代わると言われていますよね。
このままだとほとんどの人の仕事がなくなる・・・というわけで、人間しかできない理数系分野、芸術系分野を鍛える必要が出てきます。
ですが、全世界でこの分野の人達は少ないそうですな(;´∀`)
なので、STEAM教育によって、この分野の人たちを増やそう!となったのが、現在STEAM教育が話題になっている要因です。
ニンテンドーラボは、ただダンボールを組み立てて遊ぶだけではなく、直感的にプログラミングができるソフトがあります。
詳しいプログラミング言語を覚えることはできませんが、「これとこれを組み合わせれば、こんな動きをするのか・・・」といった、プログラミングの基礎中の基礎みたいなことを、遊びながら覚えることができるわけです。
いきなり言語を教えられてもイメージが湧かなくて「うわぁぁぁ!」ってなる子も多いでしょうし(笑)
とりあえず、これとこれを組み合わせれば、こうなります!ということを先にやって見せて、じゃあ、これを言語にすると・・・?という感じに教えて上げると、すんなり覚えてくれる可能性は高くなります。
ニンテンドーラボ・・・やっぱり可能性が高い商品ですな!
あとがきっくす
いやはや、日本でもこういう試みが広がってほしいですね(・∀・)
未だに、教科書やマニュアルの中身をそのまま教えるだけで、それに書かれていること以外をやるとブチギレる先生や上司はわんさかいます。
勿論、その教科書やマニュアル通りにできていることが前提ですが、そこからはみ出して自分で考えて実践することを、ダメ!って潰すというのは、新しいことを生み出すことを否定しているのと一緒ですからね。
もうちょいこう・・・うまくやれるといいですな(;´∀`)