雑記

「マリオカート」のルールに世界中の貧困をなくすヒントがある!?順位が低い人ほど強力なアイテムが得られる・・・という話。

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こういうところに気がついて、色々と考えるっていうのが面白いよね・・・多分、頭のお硬い人は見向きもしないでしょうし(・∀・)

全世界で人気の任天堂さんの

マリオカート

というゲームですけれども、ボストン大学のとある助教授の論文になったみたいですね。

その論文には、

世界中の貧困をなくすヒント

が「マリオカート」にあるとか!?


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マリオカートは、順位が低い人ほど強力なアイテムが手に入りやすい

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今更「マリオカート」のルールを説明しなくても大体の人が分かると思いますが(;^ω^)

「マリオカート」って、カートを操作して1位を目指すという、レースゲームの当たり前のルールで競うゲームですよね。

まあ、バトルモードなどもありますが、それは置いておいて・・・そういったレースゲームルールの中で一つだけ特殊なのが、レース中に

アイテム

を手に入れられるということ。

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アイテムボックスに触れることで、ダッシュキノコだったりバナナだったりが手に入り、それを用いて自分をパワーアップしたり、相手の妨害をしたりできるわけですが。

このアイテムって、

順位が低い人ほど強力なアイテムが手に入りやすくなる

仕組みになっているんですよね( ´ ▽ ` )

例えば、1位を突っ走っている人はバナナや緑こうらあたりがよく出るのに対して、最下位を走っている人は、キラーだったりサンダーだったりが出やすくなります。

このシステムの何がいいって、ゲームが下手くそな人でもルールをイマイチ分かっていない小さな子でも、

巻き返しのチャンスができる

ため、気楽にワイワイ遊べちゃうんですよね(・∀・)

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これがもし「グランツーリスモ」みたいなガチなレースゲームだと、実力が伴わなければ常に最下位になるでしょうから、その時点で「もうやりたくない!」ってなる人も多いハズ。

でも、「マリオカート」の場合は、どこかのタイミングでキラーやサンダーを使って最下位を免れるときが出てくるので、「あれ?いい順位にいけたからもう一回やろうぜ!」ってなる人が多いのかなと。

それを繰り返しているうちに自分なりの攻略法ができてきて、強力なアイテムを使わなくてもそこそこの順位を出せるようになり。

で、そこから更に頑張れる人はもっと練習を重ねてうまくなって、上位に入り込めるようになるでしょう。

まあ、実力があってガチなレースを楽しみたい人にとっては、運要素があってイライラするときがあるかもしれませんが(笑)

でも、この実力が必要なレースに「巻き返しのチャンス」があったからこそ、老若男女が遊びやすい人気作品になったのでしょうな(^^)


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「マリオカート」のルールに世界中の貧困をなくすヒントが

そんなマリオカートのアイテムのルールですけれども・・・ここで本題へ。

今回、この

順位が低い人ほど強力なアイテムを手に入れやすくなる

ということに着目して論文を書いた方がいたみたいですね( ・`ω・´)

その方は、ボストン大学地球環境学部のアンドリュー・リード・ベル助教授。

このベル助教授という方は、自分が子どものときに「マリオカート」を遊んでいるし、自分の子どもとも「マリオカート」を遊んでいるマリオカートファン。

それでいて、仕事は環境学の専門家でもありますので、パキスタンやカンボジアなどでの実地調査も行っています。

その実地調査の中、

貧しい人たちが、やむなく農業をやっている

という様子を多く目にしてきたそうです。

ただ、農業だって専門的な知識は必要ですし、体力も必要になる仕事ですから。

その労力を考えたら、農業をやるべくしてやりたい人以外は農業をやる必要はない・・・という考えを、ベル助教授は持ったみたいですね。

でも、そうはいっても発展途上国では多くの仕事があるわけではないので、仕方なく農業を続けている人は多い。

そんな貧困層を救うにはどうすればいいのか・・・いろいろ考えた結果、今回の「マリオカート」のルールが思い浮かんだそうですな( ・`ω・´)

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マリオカートでいう低い順位の人が、発展途上国の貧困に苦しんでいる人たち。

この貧困の人ほどいいアイテム・・・手厚い援助を得られる助成プログラムを作ることができれば、貧困問題を改善できるのではないかと考えたみたいですな!

例えば、とある水力発電会社が施設を建設したい・・・けれども、ただ単に建設するだけでは環境破壊につながると。

そんなときに、政府が立ち上げた助成プログラムを利用して水力発電会社と農民が協力・・・環境破壊を抑えられる農法を導入して農民がそれを実施。

結果的に、農民は仕事を得て稼げるし、水力発電会社は環境保護を維持しながら施設を作れるWin-Winの形ができた、みたいなケースが今までにあったそうですな(・∀・)

ただ、こういったことは今までも実施していたものの、

支援を必要としている人に支援を届けるのが難しい

という問題が根本にあるため、全部が全部成功していたわけではないそうですね。

でも、ベル助教授の話では、近年はスマホが普及しているのでそのスマホを貧困の人たちも使えるようにできれば、いろんな情報を得て「貧富の格差」を解決する行動をする人も出てくるだろうし。

自分で試してみた効果がどんなものだったのかなども、スマホで情報を得ることで検証しやすくなる・・・と考えているみたいですな。

このスマホもマリオカートでいうキラーやサンダー、パワフルダッシュキノコのような強力なアイテムの1つ

ただ、どんな国でもスマホがあれば解決できるわけではなく、これはあくまで例の1つであり、

その国々によって必要な「強力なアイテム」とは何なのか

を研究者や為政者たちが考えるのことが重要だ、とベル助教授は記述していたようですね( ・`ω・´)

あとがきっくす

できるできないっていうよりも、ゲームをプレイしていて「これってこの問題のこれのヒントになるかも?」と思うのが面白いですよね(・∀・)

今回は発展途上国の話でしたけれども・・・「強力なアイテム」が沢山あるはずの日本でも通じるところはありますよね。

例えば、生活保護とかキラーレベルなアイテムだと思いますが。

そのキラーをもう一度獲得したいがために、「わざと順位を落とす」みたいな人もいるわけですから・・・。

もちろん、「アイテムを使って1位を目指すんだ!」っていう人もいるでしょうから、生活保護というアイテムはあってもいいと思いますが。

ただ、結局のところ

支援を必要としている人に支援を届けるのが難しい

という根本の問題が解決していないから、そういう状況になっているのでしょうな。

ベル助教授は、「アイテムがまだ少ないところのアイテムを生み出す」という話でしたが、アイテムが揃ったあともこういった問題が待ち受けているでしょうね(;・∀・)

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