友達と遊ぶように、一緒に遊べる時代がくるのかな・・・といっても、勝たせてくれないかもしれないけれども(;^ω^)
ソニーさんのAI研究部門であるソニーAIさんが
「グランツーリスモ・ソフィー」
というAIを発表したみたいですな。
この「グランツーリスモ・ソフィー」・・・世界チャンピオンレベルのプロゲーマーにも勝っちゃったみたいですぜ!?
プロゲーマーも打ち負かす「グランツーリスモ・ソフィー」
さて、AIを研究するために2020年に設立されたソニーAIさん。
そのソニーAIさんが、SIEさんやポリフォニー・デジタルさんと協力して開発していたのが、
「グランツーリスモ・ソフィー」
というAIだそうですね。
この「グランツーリスモ・ソフィー」は、ゲームとしては「グランツーリスモ SPORT」が用いられ、学習方式は
強化学習
が採用されたみたいですな。
この「強化学習」というのは、報酬とペナルティを与えて覚えてもらうという方式で。
今回の場合、前回のレースよりも上手く走れたら報酬を、壁や車にぶつかったり、スリップしたりしたらペナルティを与える・・・ということを繰り返したとのこと(´~`)
まあ、そこらへんの詳しい話は公式サイトなどを見てもらいまして(笑)
そんな学習を
プロゲーマーたち
に協力してもらい行ったとのことで、最初のうちは人間側が勝っていたみたいですが。
「グランツーリスモ・ソフィー」は、負けたときの原因もバンバン解析するわけですから、次に戦うときは圧勝するレベルの強さになった・・・らしいですな(;^ω^)
ちなみに、世界チャンピオンクラス3人とタイムを競ったこともあるそうで、その際は
誰一人勝てなかった
とのこと。
とまあ、AIがどんどん強くなると、人間の立場がなくなっていきそうな気がしますが(;´∀`)
AIを試合に出すというより、人間側がAIの走り方を見て勉強する、みたいなことができるっぽいです。
まあ、AIができたとしても人間同士の戦いのほうが盛り上がるでしょうからね。
ゲームだけではなくロボット開発にも活用できる?
さて、そんな「グランツーリスモ・ソフィー」ですけれども、とりあえず今は「グランツーリスモ SPORT」でプロゲーマーたちを打ち負かしたという感じなのですが。
この「グランツーリスモ・ソフィー」をゲームだけではなく、
ロボット開発
に活用することができるかもしれないみたいですな(・∀・)
そもそも、グランツーリスモシリーズというゲームは、ただ車を走らせるだけでのゲームではありませんよね?
どちらかというと
ドライビングシミュレーター
としての要素が強く、現実と同じように空気抵抗やタイヤのグリップなど、色々な要素が走りに影響します。
今までのCPUは「こうなったらこう走りましょう!」というプログラム通りに走るだけでしたが。
「グランツーリスモ・ソフィー」は、今のタイヤのグリップがこうで、目の前に相手の車がいてスリップストリームに入れるから・・・みたいなことを考えながら、最適な走りをすることができるのでしょう、多分。
また、現実のレースでも
相手を追い抜くふり
みたいな揺動する場面があったりしますが、「グランツーリスモ・ソフィー」もそういう行動をするらしいです・・・すごいね(;´∀`)
ここでちょっとブレーキを踏んだら、相手が思いっきりブレーキしたぞ?というのも学習するのでしょう。
とまあ、ただ単に「車を動かす」ということだけではなく、
その時の状況だったり、外的要因などを考慮しながら「最適に動く」
ということができるわけですから、ロボット開発に応用する事もできるのでしょう。
もし車に活用するとなったら、自動運転どころか、車自体がロボットになって、どんな天気でもどんな悪路でも走ってくれる・・・みたいなものが出来上がるのかな?
これからも、どんどん発展していくであろうAI技術。
楽しみでもあり、恐怖でもありですね(笑)
あとがきっくす
なんか、2045年には、
AIが人類を超える
みたいな話がありますよね?
「シンギュラリティ」と言われていますが・・・今はゲームだからまだ楽しんでいられますけれども。
人間社会でもこんな感じで、人間がAIに色々と勝てない時代が来るとなると、ちょっと怖い部分もありますよね(;´∀`)
AI同士が人間には理解できない言語で話しをしていたとか、人間が作ったプログラムをAI自身が書き換えちゃうとか。
人間にとって便利になるのか、それとも生きにくい世の中になってしまうのかが、あと20年後くらいにやってくるわけですな。
うーん・・・AIと仲良くしないとなぁ(笑)