まあ、個人的にもビジネス目線なら日本市場だけは厳しいんだろうなと思っていますが・・・海外によりすぎて同じようなゲームだらけになっていくのは勘弁してほしいね(;^ω^)
スクエニさんが2022年3月期の年次報告書を公開しましたが、その中で、ゲーム産業の
日本市場
の今後の立ち位置について語っていてました。
これとは別に、以前SIEさんは
日本市場は重要
と、一応言っていましたが・・・ゲーム産業全体を見て、日本市場の重要度ってどうなるのか気になりますな(;´∀`)
ゲーム産業は日本市場を主戦場にしても大きな成長は難しい
さてさて、スクエニさんが2022年3月期の年次報告書を展開していましたが。
その中の今後の事業戦略の中で、
ゲーム産業は、少子高齢化が進む日本市場を主戦場としていては大きな成長を実現することが困難
と明言されていたとして、ちょっと話題に。
実際問題、例えばスクエニさんならば、FFシリーズのような作品があるのですが。
昔はプラットフォームが少なく、遊べるモノが絞られていたのもあるかもですが、日本でも十分な売上を稼げていたのに対して。
今はゲーム機も多種多様、それに加えてPCやスマホなどもプラットフォームもできてきて。
ゲーム機やPCに関してはどんどん性能が上がってきたもんだから、開発費もどんどん増加していますよね?
その中でもFFシリーズは、「映画さながらのグラフィックも楽しめる作品」というウリにしているため、それを生み出すことにかなりのコストが掛かっているはず・・・。
ですが、例えば「FF15」を見ると、日本ではパッケージ版のみで100万本しか売れていません(;´∀`)
「いや、FFはこれじゃない!」という人もいるかもですが、海外に視野を向けると1000万本以上売れている作品だったりします。
じゃあ、日本人人気の高いドラクエシリーズはどうかと言うと、今のところの最新作である「ドラクエ11」は、いろんなプラットフォーム版、ドラクエ11Sも合わせて、パッケージ版で400万本ほど売れていると。
なので、こうみると日本市場もあながち捨てたもんじゃないと思いますが・・・ただ、大企業としてみたら400万本は微々たるものなのかなと(;^ω^)
ということで、「大きな成長」「大きな売り」を考えるならば、やっぱり
グローバル市場
で成功できる作品を目指していく必要があるわけで・・・今後スクエニさんは、そこを視野に入れて動いていくみたいですな。
SIEやMSは「日本市場も重要」と言っていたけれども?
とまあ、このスクエニさんの戦略を見て思い出したのが、SIEさんやマイクロソフトさんは逆に
日本市場も重要だ
と言っていますよね?
まあ、マイクロソフトさんは「日本でもXBOXが広まるように」ということで。
SIEさんは、日本市場を蔑ろにしている感じが強いので、それの火消しのためにビジネスライクな言い方をしているのでしょうけれども(;^ω^)
ただ、本当に日本市場も重要だと考えているならば、どこまで重要視して、どういった行動をしていくのか気になりますよね。
おそらく、どの企業も・・・というかどの業界も「日本市場だけだと難しい」と考えているはず。
子どもが増えていないわけですから、数十年、数百年先も見据えたら、移民が増えない限り日本という国自体がなくなるわけで。
だったらもう、グローバル市場を見据えて動いていたほうが、企業が長生きできると。
ただ、現時点では日本市場もバカにできないわけで、作品によってはドドーンと売上が伸びることがあります・・・とくに課金で(笑)
日本は世界でも課金する人たちが多い国らしいので、お金を稼ぐためには、課金したくなる作品を作っちゃえばいいわけで。
その爆発的な売上を手に入れるために、「日本市場は重要」とSIEさんやマイクロソフトさんは言っているのかもしれませんね。
もちろん、個人的にも「大きな成長」を考えたら、世界に目を向けて動いたほうがいいと思っていますが。
自分が生きている時代で日本市場も視野に入れていてくれるのか、それとももう見放されるのかは気になるところですな。
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・スクエニさんは日本市場ではなくグローバル市場に注力する
・SIEさんやMSさんは日本市場も重要だと言う
・ビジネスライクではあると思うが、どこまで重要視してくれるのか気になる
という記事でした。
5年、10年もあれば、今までの当たり前が一気に変わりますからね。
なので、成長するために合わせたり、もっと先を見据える必要はあるのでしょうけれども・・・日本というお国柄がその生き方にあっていませんからね(;´∀`)
ちなみに、グローバル市場を視野に入れるとゲーム開発費も膨大になり。
それによりリメイクなどが増えて、ゲームが衰退する・・・という話もありましたな。
本当、今後どうなっていくんだろうね〜・・・。