重火器を使うからイメージが悪いというのはなんとなく分かるとして、格闘ゲームはどうなんだろうね?
去年くらいから、日本政府が支援の動きを見せている
eスポーツ
ですけれども。
自民党の衆議院議員である山下貴司さんの話では、日本政府も自民党もeスポーツ支援は前向きとのことですが、FPSやTPSなどの
キリングゲーム(殺し合いをするゲーム)
に関しては支援が難しいという見解を示したそうですな。
ちなみに、IOCこと国際オリンピック委員会さんも同じ考え方をしているとのこと。
なので、eスポーツのオリンピックを目指そうと思っていた人は、スポーツやレースなどの現実を再現したゲームを極めたほうがいいかも?
近年、日本政府がeスポーツの選手強化を支援する動きを見せている
オリンピック競技の1つに「eスポーツ」が正式採用される可能性が出ていることもあってか、
eスポーツの選手強化
を支援する動きを見せている日本政府。
2022年には、
バーチャルスポーツ推進プロジェクトチーム
を設置・・・元法務大臣である山下貴司さんが座長となってプロジェクトが進められているみたいですね。
そんな山下貴司さんの考えでは、この「eスポーツ」を支援することによって
・地方創生
・IT人材の強化
に繋がっていくと語っており、2023年内には「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」や「とちぎeスポーツフェスタ」などの地方イベントも開催される予定だそうです(・∀・)
その結果、集客による経済効果も見込めるだろう・・・という考え方を持っているみたいですね(・∀・)
ということで、ここに来て日本政府も前向きな考えになっている「eスポーツ」ですけれども。
ただ、このジャンルに関しては「支援が難しい」という見解を示しているみたいですな。
FPSなどの「キリングゲーム(殺し合いゲーム)」は、eスポーツ選手強化の支援が難しい
さて、世界で開催されているeスポーツの大会を見ていると、スポーツやレース、パズル、格闘などのほかに、FPSやTPSといった
アクションシューティング
の大会も多く開催されていますよね。
バトルフィールドやオーバーウォッチ、フォートナイトなど様々なアクションシューティングがeスポーツの大会に選ばれているのですが。
今回の山下貴司さんの話では、こういった対人の相手を殺し合う
キリングゲーム
に関しては、支援が難しいとコメントしていたみたいですな。
もちろん、殺し合いといってもフィクションなわけですが・・・それでもやはり
政府が殺し合いゲームを支援している
となるのは、影響力的にもイメージ的にも良くないのでしょう(;´∀`)
なので、あくまで
実際にある競技を再現したゲーム
をメインに支援をしていく方向で動いているみたいですな。
国際オリンピック委員会(IOC)も同じくキリングゲームは採用しない方向で動いている
ということで、「キリングゲームの支援をしない」方向になりそうな日本ですけれども、これに関しては
国際オリンピック委員会(IOC)さん
も同じ考えで動いているみたいですね。
IOCのバッハ会長の話では、世界で30億人がゲームを遊んでいて、その殆どが
34歳以下の若年層
だとコメント。
IOCさんはそんな若年層の人達に、ゲームで遊んでもらうために力を入れようとしているわけではなく、あくまで
スポーツやオリンピックへの関心を高める
ために力を入れようとしているみたいですね。
なので、採用予定の競技としては、仮想空間で実際に体を動かしてスポーツを行うバーチャルスポーツだったり、パワプロなどのスポーツゲームなどを選ぶ方向みたいですな(・∀・)
ちなみに、2023年3月から開催されていた「オリンピックeスポーツシリーズ」では、射撃の種目として「フォートナイト」が選ばれていましたが。
このときの「フォートナイト」は対人戦ではなく、
的を撃って建築を行う
というルールで行われたそうですね。
まあ、それはそれで面白いのかもしれませんが、普段ガチでバトルしている人たちにとっては物足りなくなりそうですな(;^ω^)
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・日本政府がeスポーツ選手強化の支援に動き始めている
・eスポーツ大会による「地方創生」や「IT人材の強化」に波及する可能性もあることから、eスポーツの支援自体には前向き
・ただし、FPSやTPSなど殺し合いを行う「キリングゲーム」に関しては支援をしない方向
・国際オリンピック委員会(IOC)さんも同じ考えで、基本的には「実際にある競技を再現したゲーム」を競技とするっぽい
という記事でした。
eスポーツがオリンピックに正式採用されたとして、視聴者はゲーマーだけではないでしょうからね。
ゲーマーの思考ならば「ゲームはゲームなんだから!」という考えができるかもしれませんが。
柔道や水泳などの競技が行われている中で、ゲームだとしても「銃撃戦の大会」が放送されたら、嫌な気持ちになる人も多いでしょうな(;^ω^)
まあ、そうなったら「嫌なら見るな!」という人も出てきそうですが、国が支援するとか、全世界が注目する大会となると、そういった制限は仕方がないかもしれませんね。