今まで後半の弾切れ感が強かったので、そこがどうなるか気になるところですな(・∀・)
日経ビジネスさんが任天堂の古川俊太郎社長にインタビューをしたようで、現状や今後のことについてお話されていました。
ニンテンドースイッチのライフサイクルは、
中盤
らしいですぜ?
ニンテンドースイッチのライフサイクルは「中盤」
今期、12年ぶりの最高益を見込んでいる任天堂さん。
その要因は、あつ森がドカンと売れたことでニンテンドースイッチ本体に興味を持つ層も増えてくれたということ。
そして、巣ごもり需要も重なったということがあるみたいですな。
そんなニンテンドースイッチですけれども、2017年3月3日に発売され、早いもので5年目に突入します。
なんか、まだ新機種のイメージが強いですね(;^ω^)
今までWiiなどの機種は、4年前後で次なる機種が発売されるというライフサイクルとなっていましたが。
ニンテンドースイッチのライフサイクルはどうなのかというと、古川俊太郎社長曰く
中盤
だそうですな。
噂になっている新型ニンテンドースイッチは「発売しない」と今のところ発言しているのも、そのためでしょう。
古川俊太郎社長の話では、「新ハードを何年に発売する」ということは全く決めていないそうです。
ただ、技術研究は常に行われているそうで、多分、ニンテンドースイッチ プロのようなものを発売しようとすればできると思いますが。
製品化する一つの決め手が、
新しい体験を生み出せるか
ということみたいですので、単純にスペックアップしたものを発売するっていうことはしないのでしょうな。
逆に言えば、スペックアップした結果もっと面白い体験ができるならば製品化するのでしょうけれども。
ただ、実際のところ任天堂タイトルの大半は、そこまでスペックがなくても多くの人に遊ばれていますからね。
ガチゲーマーには好まれない機種なのでしょうけれども、大衆には好まれる機種にはなっているので、今後もそこを突き進むのでしょう。
娯楽ビジネスの最大の敵は「飽き」
ということで、ライフサイクルの中盤に差し掛かったニンテンドースイッチ。
今までとは違い、据置と携帯のどちらの遊び方もできるわけですから、まだまだ新しい遊び方を生み出す余地はあると思いますが。
ただ、今までの任天堂機種を見ていますと、どうしても最後の方の
弾切れ
が気になっちゃいますよね(;´∀`)
その結果、今まではユーザーの
飽き
が早くに来てしまっていたわけですが、娯楽ビジネスの最大の敵はこの「飽き」。
ということで古川俊太郎社長、業績が好調である今でも全く安心することはできず
毎年が正念場
という考えを持って経営をなさっているそうです。
でも実際そうですよね・・・どんな会社でも、すげぇヒット商品があったのに残念な結果になってしまった会社なんて多々ありますからね(;´Д`)
昔と違い、スマホが出てきたおかげでSNSに時間を費やす人もいれば、サブスクサービスが増えたことでそちらで暇つぶしする人もいるわけで。
任天堂さんはこういった中、新しくも面白いゲームを提供することを今後も目指していくそうです(・∀・)
ちなみに、任天堂さんのゲーム作りの基本は、もうご存知だとは思いますが、
誰でも直感的に遊べるもの
だそうです。
そのため、最近はクラウドやストリーミングといった新たなゲームの提供の形が出てきていますが。
ここらへんはまだ、任天堂さんの考えるゲームの提供方法としては最適ではないっぽいですな。
確かに、クラウドやストリーミングなどは「誰でも手軽に遊べる!」という感じではありますし、バンバンゲームをプレイする人たちにとっては魅力的な技術だと思いますが。
老若男女遊べるかといったら、まだ微妙なところですもんね(;´∀`)
もちろん、技術はどんどん進歩していますので、意固地になって「使わない!」というわけではないと思いますが。
これらの技術もまた、任天堂さんが考える
新しい体験を生み出せるか
によって使うか使わないかが変わっていくのでしょう。
任天堂さんが新ハードを発売するときがくるのか、それとも、新たな技術を活用した遊びが登場するのか。
子どものころから楽しませてもらっている任天堂さんですので、次なる動きに期待ですね!
あとがきっくす
「ゲームの面白さとハードの性能は関係ない」と山内溥さんはおっしゃっていたそうですが。
任天堂さんは、今もこの考えを持って研究開発を進めているみたいですね。
もちろん、ハード性能があったほうがゲーム開発の幅は広がるのかもしれませんけれども。
幅が広がったからといって面白いゲームになるかというとそうではないですからね(;^ω^)
というより、全部が全部「ゲームの楽しさはハード性能だ!」的な考えを持った企業だらけだと胃もたれしそう(笑)
とはいえ、今まではスペック不足によってサードパーティが離れていくという状況になったこともありますから。
今回のニンテンドースイッチは、ここをどうクリアしていくのか気になるところですね!