これからSIEさんやマイクロソフトさんが次世代機を投入してきますが、任天堂さんはどういった動きを見せるのか気になりますね!
任天堂さんの株主総会がちょっと前に行われたのですが、その質疑応答の資料が公開されていましたのでちょろっとご紹介。
詳しくは下記のリンクで見てもらいまして・・・なかなか気になるものがチラホラありますぜ?
Joy-conの改良は継続的に取り組み中
さて、今回の質疑応答にて、こんな質問があったみたいですね。
米国にてJoy-conの動作不良に関する集団訴訟が起きてるし、ネットワークサービスのサーバーダウンが起きやすいし、安心面や信頼面がおろそかになってませんかー?って。
まず、Joy-conに関しては、いわゆる
Joy-con Drift
と呼ばれる問題が、海外だけではなく日本でも結構話題になっていますよね?
Joy-conのスティック部分の強度がないのか何なのか・・・スティックが倒れていると認識されて、キャラクターが勝手に動いてしまうなんていう問題が多発しています。
かく言う自分もそう・・・あつ森をプレイしていて岩を叩いているとき、勝手に上方向に歩き始めたときは、イラッとしました(;^ω^)
それは置いておきまして・・・この問題に対して任天堂の古川社長の回答はと言うと
Joy-conの改良は継続的に取り組んでいる
らしいです。
まあ、今はコロナの影響で思うように動けていなかったと思いますが、近々強化されたJoy-conが発売される可能性はあるかもしれませんね( ・`ω・´)
ちなみに、サーバー問題の方はというと、限定イベントを実施したときに想定以上のアクセスが来るのが問題ということで。
その限定イベントを行うときには、もっと正確にアクセス規模を予測して準備するとコメントしていました。
任天堂の次のゲーム機について
また、任天堂さんの次のゲーム機について、どういう考えをしていますかー?っていう質問も出たみたいですね。
これに対して古川社長は、
ニンテンドースイッチのライフサイクルを長期化していきたい
とコメント・・・つまり、まだまだニンテンドースイッチで戦う事を考えているみたいですね( ・`ω・´)
SIEさんやマイクロソフトさんは今年、更にスペックアップした次世代機を投入してきますが。
そんなニュースが話題になっている今でも、ニンテンドースイッチが普及の勢いを増していますよね?
その理由として、ニンテンドースイッチとニンテンドースイッチライトの2ハード展開が出来ている。
そして、ニンテンドースイッチというプラットフォーム1本に絞っているため、開発リソースを集中してソフトを作れるということが要因と考えているそうで。
今後も、その要因を最大限に活かしながらニンテンドースイッチで戦っていくみたいです( ・`ω・´)
ちなみに、任天堂さんのゲーム機に対する考え方は変わらず、性能面を求めるよりも、
お客様に楽しいソフトを気持ちよく遊んでもらえる
ということに力点を置いているみたい。
なので、もし次世代機を発売するとなっても、PS5やXSXのようなスペックはあまり求めず。
また違った方向性で楽しめるゲーム機が出来上がるのでしょうな(・∀・)
スマホゲームをやめるのでは?と噂されていたモバイルビジネスについて
ちょっと前にこのブログで紹介しましたが・・・任天堂さんがスマホゲームをやめるんじゃね?っていう噂が出ていましたな。
今回の株主総会でも、任天堂さんのモバイルビジネスの位置づけってどんな感じなの?っていう質問が出ていたみたいです( ・`ω・´)
これに対して古川社長の話では、まずモバイルビジネスの目的としては、収益面に加えて、
任天堂IPに触れる人口の拡大
が基本戦略としてあると回答。
これは、モバイルビジネスを始めるときからずーっと変わらず言っていたことですな(・∀・)
で、5月の決算のときには「何本もの新しいアプリを継続して投入していく考えはない」と言っていたみたいですが。
モバイルビジネスは、ニンテンドースイッチを持っていない人たちでも自社IPに触れて認知してもらえるという利点の他にも、
ニンテンドーアカウントの拡大
という観点でも重要な戦略だという考えがあるみたいですね。
「ポケ森」あたりは女性や海外のプレイヤーが多かったみたいですし。
「マリオカートツアー」は、ニンテンドーアカウントを作る大きな機会になっているみたいですから、今後もスマホゲームなどを「全くやらない」ってことはなさそうですな。
その他の質疑応答についてサラッと・・・
その他の質疑応答はというと、まず株価が高いということ(笑)
今の任天堂さんの株を買うとなると、1単元あたり500万円近く払わないと購入できません。
なので、「分割にしてくれない?」っていう質問が出ていましたが、その回答は慎重に検討したいとのこと。
また、ニンテンドースイッチの品薄だったり転売だったりについては、以前ブログで紹介した通り。
6月くらいから生産は回復しているけれども、転売については、法律的な話があって難しいという回答がされていましたな(;^ω^)
あとはカジノとかで話題になったIR(統合型リゾート)事業に関わるの?っていう話も出ていました。
なんでこの話が出てきたんだ?って感じですが、任天堂さんって昔から、
トランプ
を生産していますからね、もちろん今でも。
だから、カジノとかで任天堂さんのトランプを使うの?っていう質問だったみたいですが、これに対しては、任天堂さんが伝えられることはないとのこと(;´∀`)
まあ、やらないともやるとも言えないよね(笑)
この他にも、在宅勤務の状況とか、USJのスーパーニンテンドーワールドの話とか、ニンテンドーダイレクトの話とかまとめられていますので、気になる人は任天堂さんの質疑応答のページを見てみましょ!
あとがきっくす
ニンテンドースイッチで引き続き頑張るっていうのはいいですけれども。
とにかく、Joy-conはなんとかしてほしいよね・・・安いものではないから買い直すのもちょっと考えるし。
何度も修理に出すっていうのも、1セットしかJoy-conを持っていない人は遊べない期間が出てきて嫌だし(;´∀`)
あとはゲームソフト・・・またサードパーティに関しては遅れを取る時代が来ると思いますし。
そこを任天堂さんがどうしていくのか気になるところですな(・∀・)