まあ、うまい話には裏があるわけで・・・この判断がどういう方向に転ぶのか気になるところですな。
最近、スマホでSNSや動画見放題などといったサービス
ゼロレーティング
というものが流行っていますが、総務省がそれらのサービスに
通信制限
する指針を近々発表するみたいですぜ!?
その前にゼロレーティングってなんぞや?
さて、皆さんはスマホでYouTubeなどを見ているとき、
通信量
って気にしてみていますかね?
家にWi-Fiがある人はほぼ気にしていないかもですが。
スマホ料金の支払いだけで手一杯だ!っていう人は、モバイルデータ通信を利用する必要がでてくるわけで。
このモバイルデータ通信がある一定のデータ量を超えると、
通信制限
となり、通信速度がガクッと落ちますよね。
結果、「うわー、通信制限かかった・・・」って悲しい思いをしながら、通信制限解除まで頑張る必要が出てくるわけですが。
そういう人の救世主(?)的なサービスとして、
動画見放題
SNS見放題
なんていうサービスがここ最近増えてきましたな(・∀・)
このサービスのことを
ゼロレーティング
と呼ぶそうで、日本だけではなく海外でもこういったサービスはあるみたいです。
ただ・・・うまい話には裏があるわけで、今年になって総務省がこの「ゼロレーティング」というサービスを今後どうしていくかという議論をしまくっていました。
その結果、このゼロレーティングも
通信制限
する方向に動くみたいですぜ?
通信制限を気にしている人にはありがたいサービスなのに通信制限を設けられたら、元も子もないですわな(;^ω^)
ゼロレーティングの課題は結構ある
一部の人にはありがたいであろう「ゼロレーティング」というサービス。
なんでまだ、通信制限をかけようとしているんだ、こいつら!って思うかもしれませんが・・・そのサービスの裏には、様々な課題があると言われています。
1つは
通信の秘密
というもの・・・例えば、YouTube見放題です!っていうサービスがあったら、ユーザーが「YouTubeを利用している」っていうのを通信業者が把握する必要があります。
把握したことによって、「YouTubeは通信量のカウントをしませんよ」と対応するわけですが。
逆に考えると、そのユーザーの通信内容がずーっと監視されていることになります(;´Д`)
この人は何の通信をしているのかという情報が通信業者に渡っているということで、「秘密を侵しているサービスっておかしくね?」となっているみたいです。
2つ目は、
新たなコンテンツが生まれにくくなるかも
ということ。
例えば、もうすでに人気のコンテンツであるYouTubeを見放題でーす!ってしちゃったら、新たなコンテンツが生まれたとしても、見向きもされない可能性が出てきます。
こうなっちゃうと、その業界自体が衰退していくことにつながっちゃうよね・・・っていうことも問題になっているみたいです。
他にも、ゼロレーティングにするっていうことは、本来発生するであろう通信料金を肩代わりする必要が出てくるわけで・・・それを通信業者が行っています。
今は「しばらく奢ってやるぜ!」ってサービスを展開しているかもしれませんが、いずれは、ゼロレーティングというサービスに対してではなく、
携帯の利用料金に上乗せ
される可能性が出てきます。
そうなると、ゼロレーティングというサービスを利用していない人にとっては、無駄に金を取られることになって「意味ワカンネ!」ってなる可能性も出てきます。
あとは、普通に回線が混雑する可能性があるから・・・っていう理由もあって、今回の総務省の指針が生まれたみたいですな( ゚д゚ )
クラウドゲームとかは大丈夫かな?
でまあ、このブログは一応ゲームブログなので、ゲームに関係することといえば、
クラウドゲーム
がどうなるのか気になるところですよね。
今回はゼロレーティングというサービスに対して通信制限をするということでしたが。
もしこのクラウドゲームというサービスが拡大していき、中小企業の新たなコンテンツが芽生えない状態だったり、回線が混雑するっていう状態になれば。
このゲームストリーミングも、何かしら理由をつけて制限される可能性はあるのかもしれませんな(;^ω^)
まあ、今のところはクラウドゲームに対しての規制はないですけれども、今後の動きがどうなるのか気になるところですな。
あとがきっくす
まあ、利用している人には迷惑な話でしょうけれども、色々詳細を見ていると、なるほどなって気持ちにもなりますな。
ただ・・・売れるコンテンツは何をしていても売れますからね(;^ω^)
どんだけ便利なサービスがあろうが何しようが、それ以上に魅力を感じるものだったら売れるんですよね。
ゲーム分野だって、大企業が開発したゲームよりも、最近は個人やちょっとしたメンバーで開発していたゲームが売れるってことも増えてきました。
それを考えると、中小企業が隙をついたもっといいサービスを作ればいいじゃん!って思う人が出てくる気持ちもわかりますな。
うーん、難しいもんですね(;´∀`)