家庭用ゲームなどに関する情報はTGS2014でゴチャゴチャ出てくると思いますから、
ちょっと今日は気になった情報の独り言を(笑)
まあいつもどおり4Gamer.net様の記事をボーっと眺めていたのですけれども、
4Gamer.net様は最近「CEDEC2014」について様々書かれていました。
この「CEDEC」というのは「Computer Entertainment Developers Conference」の略、
ゲーム開発者向けのカンファレンスです。
新作タイトルの発表というより、
「こういう物理エンジンがあるよ?」「こうやってゲーム機作っていますよ?」というような、
情報交換ができるような場でもあります。
この中で個人的に気になったのが、
「AIが人狼ゲームにくるかも」
というものです。
→http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20140905115/
将棋電王戦AI
最近ニコニコ動画などで人気となっている将棋電王戦。
これはプロ棋士とAIが対局するというものだけれども、
実際にAI自体は1970年代頃から開発されていたみたいですね。
だから昔のコンピュータやファミコンでも将棋ゲームができたわけですが・・・
その当時のAIは素人でも勝てるくらいの強さ。
そうなってくるとAI作った技術者は、
「どんなプログラムを作れば最も強くなるのか」と追求したくなるわけです。
1990年代には永田将棋や森田将棋などのAIができたものの、
それでもプロには到底太刀打ちできませんでした・・・が!
2014年の現在は、順位戦A級に所属しているようなトップ棋士にまで勝てるように。
タイトル保持棋士に勝てるのも時間の問題になってくるくらい、
急成長したわけです。
チェスや囲碁などにも利用されるAI・・・
そんなAIの次なる標的が
「人狼ゲーム」
だそうです(゚∀゚)
人狼ゲームとは何ぞや?
アメリカでは様々なパーティーゲームが生まれますが、
「汝は人狼なりや?」もその一つです。
所謂「人狼ゲーム」と言われているもので、
これまた最近、テレビやニコニコ動画で人気となりましたな。
基本的なルールは単純明快、
村人のふりをしている「人狼」を周りの証言などを参考にして探し当てると言うもの。
本当のことを言うのもいいですし、
嘘のことを言ってもオッケー。
とにかく人狼はばれないように、
村人たちは人狼を見つけられるように仕向けていくという・・・人間不信になるゲームです(笑)
まあそれは嘘で、かなり奥が深いゲームですので、
遊んだことない人はプレイされてみるといいでしょう(゚∀゚)
人狼ゲームのAI化、可能性
なぜAIの標的が人狼ゲームになったのかというと、
「ルールが明確」「良し悪しが評価しやすい」「強い人がいる」「おもしろい」
の4点があげられるそうです。
まず人間特有な「曖昧」という表現はAIでは難しく、
ルールがしっかり決まっているゲームではないと作るのが厳しいみたいです。
また「良し悪しが評価しやすい」というのも同様で、
こうすると勝てる、こうすると負けるという判断がし易いということも重要。
「強い人がいる」というのは簡単で、
AIがすんなり勝ってしまってはそれ以上の向上が望めなくなるから。
そして「おもしろい」というのは・・・
研究者が面白いと思わなければ続かないからみたいです(笑)
で、この人狼ゲームのAI化で目指すのが、
「人間と自然にコミュニケーションを取って人狼ゲームができる」
というもの。
将棋や囲碁は対戦相手に話しかけるということはありませんが、
人狼ゲームは話し合いをしなければゲームが進みません。
相手を説得したり、味方になったり、逆に反乱したりなどなど、
とにかく人間味のあるAIではないとこのゲームは成り立たないのですね。
一応意思疎通ができるようなロボットはSoftBankなどからも販売されていますが、
あれは「ただ返答している」という感じが否めません。
ですがこの人狼AIでしたら、
自分で周りの状況をみて味方につくか敵になるかを考えられるわけです、多分(;・∀・)
人間同士でプレイする人狼は、声のトーン、声の早さ、目の動き、手の動きなどなど、
とにかく怪しいところを感じ取る必要がありますから。
この人狼のAIもそこまでいけるのか期待しています。
もしこんな感じで周りの雰囲気や言葉から判断して答えを変えられるAIができたら、
それを応用してロボットやテレビゲームなどにも行けそうですよね?
あたかもチャットで会話しているようにAIと話ししながらゲームをする・・・
寂しい感じはしますが、ソレはソレで面白いのではないかなと思います。
勿論、映画に出てくるような人間味のあるロボットができるのも、
時間の問題でしょうね!
あとがきっくす
ずぶの素人なのでAIの詳しいことなんて全くわかりませんが、
自分は「ターミネーター」を子供の頃からみて育ってきているので、
そういったAIの進化は嬉しいですね。
ターミネーター1はまあ殺人しちゃっているんですが、
ターミネーター2でジョン・コナーに見せた友達のような感じがいいですよね。
感情は無いけれども、
遊び相手になったりたまに怒ったりするというようなロボット。
本当、オレが死ぬまでに見てみたいです(^^)