未来のアドベンチャーゲームはこんな仕様が主流になっていくのかな(・∀・)?
ゲームデザイナーである堀井雄二さんが開発し、当時のエニックスさんから1983年に発売された
「ポートピア連続殺人事件」
という作品ですが、その「ポートピア連続殺人事件」をベースに
自然言語処理(Natural Language Processing)
のAIを取り入れたテックプレビュー、
SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE
をSteamで無料配信することを発表しました。
配信日は2023年4月24日とのこと・・・ゲームを楽しむというよりはAIを体験する作品みたいですぜ?
犯人は○○で知られる「ポートピア連続殺人事件」について。リメイクの噂もあったね
本題の前にちょっとだけ
「ポートピア連続殺人事件」
に触れておきましょう(・∀・)
「ポートピア連続殺人事件」という作品は堀井雄二さんがデザインをし、当時のエニックスさんから発売された「アドベンチャーゲーム」でして。
1983年に発売されたPC版が最初で、その後1985年にファミコン版が発売され人気となりました。
ゲームの舞台は、当時としてはあまり多くなかった「現代日本」となっていまして。
プレイヤーは神戸市にて起きた殺人事件を担当する刑事となり
ヤス
と呼ばれる相棒とともに事件の真犯人を見つけ出す・・・というゲームとなっています。
「現代日本を舞台にした」ということも当時は斬新だった「ポートピア連続殺人事件」ですが、
小説のようなストーリーを楽しめるアドベンチャーゲーム
としても実は当時になく、その革新的なアイデアとストーリーによって人気となった作品みたいですね(・∀・)
まあ、インターネットが一般的になってからは、
犯人は〇〇
という言葉が広がったおかげで、おそらく「遊んだことはないけれども犯人を知っている」人は多いと思いますが(笑)
その当時に初めて遊んでいる人の気持ちになってプレイすると、案外今でも楽しめる作品かもしれませんぜ?
ちなみに、「ポートピア連続殺人事件」の英語タイトル
「THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」
が商標登録されたことで、
「ポートピア連続殺人事件」がリメイクされるかも?
と噂にもなっていましたが。
それが今回配信される作品なのでしょうな(;^ω^)
自然言語処理のAIを搭載した「ポートピア連続殺人事件」がSteamで無料配信
ということで本題ですが、今回「ポートピア連続殺人事件」をベースとして、
自然言語処理(Natural Language Processing)
のAIを体験できるテックプレビューを、2023年4月24日にSteamにて無料配信するそうですな。
正式名称は「SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」なのですが、長いのでAI版「ポートピア連続殺人事件」としまして(;^ω^)
オリジナル版「ポートピア連続殺人事件」では、
予め用意されている文字列
を選んで相棒のヤスに命令しながら調査していたわけですが、今回のAI版「ポートピア連続殺人事件」は
プレイヤーが入力した文字
によって調査をすすめる事ができるそうですね(・∀・)
例えば「耕造について」と入力すれば、耕造という人物について知っていることを話してくれたり。
「辺りを調査しろ」と入力して命令すれば、「周りや地面などを調べる」という行動をするみたいですな。
まあ、どこまで細かく命令できるのかはプレイしてみないと分かりませんが、少なくとも
オリジナル版よりは文字列の自由度が高い
とのことなので、素直に思ったことを入力して楽しむことができるのかなと( ・`ω・´)
ちなみに、
Speech To Text技術
も採用しているそうで、音声を文字列に変換して入力することも可能。
ただ、この機能を使うためには結構なPCスペックが必要みたいですから、楽しめる環境の人は試してみては?
ほかにも、
自然言語生成(Natural Language Generation)
を利用した
雑談会話機能
も実装する予定だったみたいですが、「非倫理的な発言」を考慮して削除したとのこと。
ただ、これから研究を重ねて問題ない会話ができるようになってきたら、実装を考えているみたいですぜ?
ということは、今後もアップデートされていくのかな・・・ちょっと楽しみですな(・∀・)
あとがきっくす
ということで今回のまとめ・・・
・「ポートピア連続殺人事件」に自然言語処理(Natural Language Processing)のAIを搭載した作品がSteamで無料配信決定
・正式名称は「SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」と、テックプレビューとしてリリース
・配信日は2023年4月24日
・プレイヤーが入力した文字によって、ゲームを進めることが可能
・オリジナル版よりも、シナリオを進めるための文字列の自由度が高くなっているとのこと
・雑談会話機能に関しては、「非倫理的な発言」などの問題がクリアしたら実装する可能性もある?
という記事でした。
最近、ChatGPTなどのAI技術にによっていろんな分野がAI化していますが、こんな感じに、ゲームも例外なくAIを採用できちゃうわけで。
アドベンチャーやRPGのような「選択肢を選んでシナリオを進める」という作品は、いち早くAIに対応しそうですな(・∀・)
例えば、プレイヤーが友好的な言葉遣いの人なのか、暴力的な言葉遣いの人なのか。
顔文字を使う人なのか、タメ口を使う人なのか・・・などによってもシナリオが変わっていくとなったら、面白くなるのかな?
それとも面倒になってしまうのかな?(笑)
いずれにせよ、「人間と会話している」感覚を楽しめるアドベンチャーゲームが登場したら、どれくらい人気が出るのかは興味があります!